Scene 9-10 Here, There and Everywhere
Gordon and Ellie are at the Grand Canyon. Ellie is receiving some attention from a young man, Rick, who is on the same tour as them.
繰り返し聴いて英語の自然なリズムを身につけましょう。
Ellie: Wow, this sunset is fabulous!
Gordon: Tell me about it. I’m going to go along a bit further and try and
get a better photo.
Ellie: Go for it. I’m just going to plonk myself down here and have a rest.
Gordon: OK.
R: Hi there, is this seat taken?
Ellie: Er, no. Go ahead.
R: Great view, huh?
Ellie: Yeah, it’s amazing.
R: My name’s Rick, by the way.
Ellie: Hi. I’m Ellie.
R: So Ellie, where are you from?
Ellie: LA. I’m on my way to Boston for a friend’s wedding.
R: LA, huh? I’m just on my way to LA. So is he your boyfriend?
Ellie: Gordon? No, we’re friends. Best buddies since we were kids.
Joined at the hip – that’s what they all say.
R: You were on the bus from Phoenix, right? How long are you there
for?
Ellie: One more night. We’re leaving tomorrow afternoon.
R: Well then, seeing it’s your last night, why don’t we go out for a
few drinks later on, just the two of us? I promise you a night
you’ll never forget.
Ellie: Er… sorry, no. I’m here with Gordon…
R: Well, why don’t you surprise him and not go back to your hotel
tonight?
Ellie: What?! Look, I’m not interested, OK?
R: Come on babe! You know you want to…
Ellie: Could you please take your hand off my knee?
Gordon: Ahem… Is everything alright, Ellie?
Ellie: Gordon! You’re back! Let’s go back to the bus now, shall we?
Gordon: Yeah, good idea. (They walk away) Was that guy pestering you?
Ellie: Yeah, a little. He wanted me to ditch you and spend the night with
him.
Gordon: The jerk! Well, don’t worry. I’ll make sure he doesn’t hassle you
again.
Ellie: Thanks. Hopefully he won’t try anything funny on the bus on the way
home.
To be continued
そのまま使える便利なフレーズを覚えましょう。
Tell me about it.
(そうだろ。)
“Tell me about it.”は「そのとおり、百も承知だ、(言われなくても)
よくわかっている、わかります(納得して)」という意味。“Tell”の前の
“You don't have to”が省略されている。言い方によっては、皮肉に
聞こえるので注意。その他、“You're telling me.”,“You've got it.”,
“bang on”などの言い方もある。“Tell”を使った言い回しには、
“I'm not telling.”「それには答えたくない」、“I'm telling you.”
「それはこっちのせりふだ、言いたいのはこっちだ」、“well do tell.”
「あれは本当かね、まさか」などがある。
Ex: “It sure is hot, isn't it?” “Tell me about it.”
「本当に暑いよね。」 「そうね。」
I'm just going to plonk myself down here and have a rest.
(私はちょっとここに腰を下ろして、休憩してるわ。)
“plonk down”は「ドスンと落ちる、倒れる、腰を下ろす」という意味。
“plonk”の代わりに“plunk”が使われる場合もある。名詞の“plonk”は
「どん(ぱたん)という音、ぽんと鳴らすこと[鳴る音]」という意味。
動詞では「ポロン(ドブン)と音がする、(弦楽器を)ポロンと弾く、
ドスン(ポン)と投げ出す、置く、押す、不意を打つ」という意味がある。
Ex: My father plonked himself down and turned on the TV.
(父は、ドスンと腰を下ろし、テレビをつけた。)
Joined at the hip - that's what they all say.
(一心同体だって、皆そう言うわ。)
“Joined at the hip”は直訳すれば、「お尻でつながっている」という
意味だが、「一心同体である、すごく親密である」という意味。他には、
“act with one heart and mind”, “alteregoism”, “one flash”と
いう言い方もある。その他“hip”を使ったイディオムには、
“shoot from the hip”「状況をすばやく判断する、すばやく意見を述べる」、
“get hip to 〜”「〜に通じる、〜のことを詳しくしる」、“hip phrase”
「流行語」などがある。日本語の「ヒップ」は普通「しり」をさすが、
英語の“hip”は腰の左右に張り出した部分の一方をいう。従って、
全体をいうときには複数形にする。「しり」の意味の英語は“buttocks”、
“bottom”である。
Ex: Those two are joined at the hip.
(あの二人は、一心同体だ。)
He wanted me to ditch you and spend the night with him.
(私にあなたを放ったらかしにして、一晩彼と一緒に過ごして欲しかったのよ。)
“ditch”はこの場合「放ったらかす、置き去りにする、厄介払いする、
見捨てる、見捨てて逃げる」という意味。名詞の“ditch”は「溝、水路、
どぶ」という意味。他には、「(学校などを)サボる、(恋人などを)
振る、溝を掘る、溝に落ちる」という意味がある。
Ex: He'll ditch his friends for success.
(彼は、自分の成功のために、友達を見捨てる。)
Hopefully he won't try anything funny on the bus on the way home.
(帰り道のバスの中で、彼が何かおかしなことをしないといいんだけど。)
“hopefully”は「そうなるといいのだが、うまく行けば、できれば」という
意味。「希望を抱いて」という意味もある。これは“hope”「望む、希望」
から派生した言葉である。他には “hopeful”「希望を持った、有望な」、
“hopefulness”「有望、希望の持てる状態」、“hopeless”「望みを
失った、絶望した、見込みの無い、どうしようもない、無能な」、
“hopelessness”「絶望、絶望的な状態」、“hopelessly”「望みを失って、
絶望して、見込み無く」などがある。
Ex: Hopefully, it won't rain tomorrow.
(明日は、雨が降らなければいいな。)
英文と比較して内容をしっかり確認しましょう。
E: わ〜、この夕陽は凄い!
G: そうだろ。俺はさらに向こうへ行って、もっと良い写真を撮ってくるよ。
E: どうぞ。私はちょっとここに腰を下ろして、休憩してるわ。
G: 分かった。
R: やあ、この席は空いてる?
E: あー、ええ。どうぞ。
R: 凄い景色だね?
E: ええ、素晴らしいわ。
R: ところで、僕、リックです。
E: こんにちは。エリーです。
R: エリーは、どこの出身?
E: ロサンゼルスよ。友達の結婚式で、ボストンへ行く途中なの。
R: ロサンゼルスだね?僕はちょうど、ロサンゼルスに行く途中なんだ。あの、
彼は君の彼氏?
E: ゴードン?いいえ、友達よ。子供の頃からの親友なの。一心同体だって、
皆そう言うわ。
R: フェニックスからのバスに乗ったんだよね?そこに、どの位いるの?
E: もう一晩よ。明日の午後には出発するわ。
R: そうか、君の最後の夜みたいだね。後で飲みに行かないか、二人だけで?
絶対忘れられない夜にするって約束するよ。
E: あ・・・ごめんなさい、ダメだわ。私は、ここにゴードンといるし・・・
R: じゃあ、今晩ホテルに戻らないで、彼をびっくり驚かさせたら?
E: えっ?!ちょっと、私は興味がないの、いい?
R: 良いじゃないか!俺と遊びたいだろう・・・
E: 私の膝から、手を下ろしてくれる?
G: えへん・・・大丈夫か、エリー?
E: ゴードン!戻ったの!さあ、バスに戻りましょうか?
G: ああ、いいね。(彼らは立ち去る。)あの男、しつこかったの?
E: ええ、ちょっとね。私にあなたを放ったらかしにして、一晩彼と一緒に
過ごして欲しかったのよ。
G: あの馬鹿!まあ、心配するなよ。二度とあいつが、君を困らせないよう
に、注意するよ。
E: ありがとう。帰り道のバスの中で、彼が何かおかしなことをしないと
良いんだけど。
つづく
英語では何と言うでしょう?
まあまあです。