Scene 9-9 Here, There and Everywhere
Gordon and Ellie have decided to go and see the Grand Canyon while they are in Phoenix. However, Ellie is worried about their budget.
繰り返し聴いて英語の自然なリズムを身につけましょう。
Gordon: Morning! How did you sleep last night?
Ellie: Terribly. The girl in the bunk above mine talked in her sleep all
night. Then I heard this rustling noise on the bedside table and
when I took a look, I found this huge cockroach! After seeing that,
I was too grossed out to sleep. How about you?
Gordon: I didn’t sleep too badly at all. The guys’ room wasn’t that full
so I had a whole corner to myself.
Ellie: Lucky you. I hope I get a better night’s sleep tonight.
Gordon: So, what’s the plan? Are we still going to be able to drive up to
the Grand Canyon like we were talking about?
Ellie: I don’t think so. I’ve been looking at the guidebook and all the
pamphlets. The cheapest rental car I can find is $25 a day, but
with tax, gas and insurance on top of that, it adds up to quite a
bit. Then there’s entry into the National Park, which is $20 per
car. I think we’d end up forking out well over $100. That would
make a pretty big dent in our finances.
Gordon: But we can’t not see it after coming all the way here! There must
be some other way.
Ellie: Everything I’ve looked at has been just as expensive though. Face
it Gordon, it looks like we’ll have to flag it this time.
Gordon: There must be something… Just a minute, take a look at this!
Ellie: What?
Gordon: This pamphlet. Grand Canyon Tours from as cheap as $45 per person!
Ellie: Yeah, but that still puts us back $90.
Gordon: But look here! There’s a special offer going on the Grand Sunset
tour – it’s $64 but if you present this coupon, it’s two for the
price of one!
Ellie: No kidding! Hmm… If we keep our food expenses to a minimum for
the next couple of days, I think that might be doable.
Gordon: Great! I’ll give them a call and book us seats for tomorrow!
Ellie: OK!
To be continued
そのまま使える便利なフレーズを覚えましょう。
After seeing that, I was too grossed out to sleep.
(それを見たら、ぞっとして眠れなかった。)
“too A to B”は「BするにはA過ぎる、あまりAなのでBできない」という
意味。従って、「私はとても疲れて、もうこれ以上歩けない」“I'm too
tired to walk any more.”は、“ I'm so tired that I can not walk
any more.”と同じということになる。“gross out”は「ぞっとさせる、
ムカムカさせる、あきれさせる」という意味。
Ex: He is too young to ride a motorbike.
(彼は、バイクを運転するには若すぎる。)
I think we'll end up forking out well over $100.
(最後には、100ドルをはるかに超える額を払うことになると思うの。)
“end up 〜”は「結局〜になる、最後は〜で落ち着く、〜で終わる、
結局〜と分かる」という意味。“end up 〜”の後で動詞を使う場合、
動詞が動名詞の形になる。
その他“end”を使ったイディオムには、“at a loose end”「何もする
ことがなくて、定職がなくて、無計画で」、“end to end”「端から端
まで、至る所で」、“to no end”「むなしく、無駄に」、“go off the
deep end”「かっとなって我を忘れる」などがある。
Ex: My grandfather couldn't go to high school, but he ended up
a mayor.
(私の祖父は高校に行けなかったが、最後には市長になった。)
That would make a pretty big dent in our finances.
(それは、私達の資金にかなり大きな影響を与えるわよ。)
“make a dent”は「影響を与える、(物を)へこませる、(仕事の)
取掛かりを作る、減少させる」という意味。名詞“dent”は「へこみ、
くぼみ、減少、傷、打った跡」という意味。“put a dent in/on”は
「不利な影響を及ぼす」という意味になる。「影響を与える」という意味
では、“make an impact”, “cut ice”, “sway”, “have much
effect on”, “leave one's mark”などの言い方もある。
Ex: The new antismoking laws haven't even made a dent on the
nation's smoking problem.
(新しい禁煙法は、国の喫煙問題に影響さえも与えてない。)
Face it Gordon, it looks like we'll have to flag it this time.
(現実を見て、ゴードン、今回は諦めるしかないみたいね。)
“flag〜”はこの場合「〜を諦める」という意味。通常会話で、「諦める」
という意味で“flag”が使われる。努力をした結果、これ以上頑張っても
結果が見込めないような時、疲れたという気持ちを込めた、「諦める」
という意味。他にも、“drop it”, “chuck it in”, “give up”,
“let it go”という言い方もある。オーストラリア・ニュージーランド
では、“toss it in”という言い方もある。また「試験を落とす、合図で
停止させる、疲れ果てて弱る」などの意味がある。
Ex: There is no way we can save enough money. Let's flag it.
(十分なお金を貯められるわけが無い。諦めよう。)
Yeah, but that still puts us back $90.
(ええ、だけど、まだ90ドルも払わなきゃいけないでしょ。)
“put A back〜”は「Aに〜の金額もかかる」という意味で“cost”と似た
意味だが、ニュアンスが違う。その物が欲しいが高い金額を払いたくない
けれど、欲しい物なので仕方なく払う時、または、全く払いたくない
お金を、その状況により払わなければならない場合に使う。他には、
“knock A back”, “set A back”という言い方がある。
Ex: The repairs to my car put me back 500 dollars.
(車の修理で500ドルもかかった。)
I think that might be doable.
(できるかもしれないわね。)
“doable”は「する・行うことのできる」という意味。“〜able”は接尾語
で、主に動詞・名詞の後につけて、「〜できる、〜に適した、〜を持った、
〜を好む」の意味の形容詞を作る。この場合は、“do”「する」+“〜able”
で「する・行うことのできる」という意味になる。他には、“taxable”
「課税対象」、“predictable”「予測できる」、 “enjoyable”
「楽しめる」などたくさんある。
Ex: A meeting on the 24th is doable.
(24日のミーティングは可能だ。)
英文と比較して内容をしっかり確認しましょう。
G: おはよう!昨日は、よく眠れた?
E: 最悪よ。私の二段ベットの上の女の子が、一晩中寝言を言ってたの。
それで、ベッドのサイドテーブルでカサカサと音が聞こえたから、見たら、
大きなゴキブリがいたのよ!それを見たら、ぞっとして眠れなかった。
あなたはどうだった?
G: 俺は結構よく眠れたよ。男の部屋は、そんなに一杯じゃなかったから、
俺のベットのある角を広く使えたんだ。
E: 良かったわね。今晩は、よく眠れると良いんだけど。
G: それで、予定は?俺たちが話していたみたいに、まだグランド・キャニオン
まで運転して行けるの?
E: 無理ね。ガイドブックや色んなパンフレットを見てるの。私が見つけ
られる一番安いレンタカーで、一日25ドルだけど、それに加えて、税金、
ガソリン、保険で、結局かなり高くなるわ。そして、国立公園に入る
でしょ、一台20ドルよ。最後には、100ドルをはるかに超える額を払うこと
になると思うの。それは、私達の資金にかなり大きな影響を与えるわよ。
G: だけど、わざわざここまで来たのに、見ないで帰るなんて出来ないよ!
別の方法が絶対あるはずだ。
E: 私が見たもの全部は、同じ位高かったわ。現実を見て、ゴードン、今回
は諦めるしかないみたいね。
G: 絶対何か・・・ちょっと待って、これ見ろよ!
E: 何?
G: このパンフレット。グランド・キャニオン・ツアー、一人45ドルから
だって!
E: ええ、だけど、まだ90ドルも払わなきゃいけないでしょ。
G: だけど、ここを見ろよ!グランド・サンセット・ツアーのスペシャル
オファーがある。64ドルだけど、このクーポンを提示すれば、二人で一人
分の料金だってさ!
E: うそでしょ!う〜ん・・・この先2、3日食費を最低に保てば、できる
かもしれないわね。
G: やった!ここに電話して、明日の席を予約するよ!
E: オーケー!
つづく
英語では何と言うでしょう?
ええ。このところ、いいお天気が続いています。