Lesson 739
specific(具体的な)という言葉。日本人はあまり使わないようですが、ネイティブにとっては必須単語。使い方を知っているととっても便利です。
繰り返し聴いて英語の自然なリズムを身につけましょう。
Claire is talking to her colleague, Ken.
Claire: Ken, can I ask you a favor?
Ken: You want me to eat your chocolate?
Claire: It’s no sweet stuff, I’m afraid. To be more specific, will you call John for me?
Ken: Why?
Claire: I don’t think he wants to hear from me.
Ken: Um…can you be more specific?
Claire: Well, we had a big argument the other day, and um…
Ken: And?
Claire: All I need to know is if he has a specific solution for the thing we discussed.
そのまま使える便利なフレーズを覚えましょう。
It's no sweet stuff.
(そんな甘い話じゃないのよ。)
sweet stuffは「甘い物、お菓子」という意味ですが、ここでは「嬉しい話」という意味で使っています。
To be more specific, will you call John for me?
(具体的に言うとね、私のかわりにジョンに電話してくれない?)
to be more specificは「もっと具体的に/はっきり言うと」という意味のフレーズ。今回のように、何かぼや〜っとした物言いをした後に「ずばっと言っちゃうとね」と続けて説明する時に使います。
Ex) This is not what I'm looking for. To be more specific, I need something cheaper.
(私が捜しているものとは違うんです。より具体的に言うと、もっと安いものが欲しいんです。)
Can you be more specific?
(もっとはっきり言ってくれる?)
奥歯に物のはさまったような言い方を相手がしてきた時に使える、便利な質問フレーズです。こう言っても失礼にあたることはあまりありません。
All I need to know is if he has a specific solution for the thing we discussed.
(この間話したことの具体的な解決手段があるのかどうか知りたいだけなのよ。)
specificは「具体的な」という意味の形容詞なので、このようにも使います。少々堅い表現になりますが、specific to〜と言うと「〜に特有な」という意味になります。
Ex) This is a phenomenon specific to Japanese young women.
(これは日本の若い女性に特有の現象だ)
英文と比較して内容をしっかり確認しましょう。
クレアは同僚のケンと話をしている。
C: ケン、お願いがあるんだけど。
K: クレアのチョコを食べてほしいとか?
C: 残念ながら、そんな甘い話じゃないのよ。具体的に言うとね、私のかわりにジョンに電話してくれない?
K: どうして?
C: 私から連絡されたくないと思うの。
K: あの…もっとはっきり言ってくれる?
C: 実はね、この間すごい口論になっちゃって、それで…
K: それで?
C: この間話したことの具体的な解決手段があるのかどうか知りたいだけなのよ。
英語では何と言うでしょう?
ええ,そうですが…