Scene 54
Maria and her friend Sharon recently had a fight. This is the first time they have talked since the fight.
繰り返し聴いて英語の自然なリズムを身につけましょう。
Sharon: Um…Maria, are you still mad at me?
Maria: No, Sharon…I thought about what you said over and over and, I now know there was a certain truth in what you said…I think I was rather shocked at the way you said it, than by what you said.
Sharon: I’m really sorry…I didn’t mean to come down on you like that.
Maria: That’s quite all right, Sharon. I really should have told you then how I felt, not leaving you in the dark for such a long time…
Sharon: I’m relieved! For the past several days, all I was thinking was that I wanted to make up with you, but you looked so angry last time I talked to you, so I was so worried…
Maria: Oh, Sharon, pleased don’t bring that up again! It’s over, right?
Sharon: Yeah. It is over!
Maria: Let me buy you some cappuccino as a peace offering.
そのまま使える便利なフレーズを覚えましょう。
Are you still mad at me?
(まだ私のこと怒ってる? )
「〜のことを怒っている」には色々表現がありますが、be mad at 人、がいちばんポピュラーなフレーズです。madのかわりにangryを使ってもいいですし、これをfuriousにすると「すごく怒っている」という意味になります。
I now know there was a certain truth in what you said…
(今はあなたの言っていたことにも理があったってわかるわ…)
there is truth in…で「…には真実が(も)含まれる、…には正しい面もある」という意味。truthのかわりにwisdomなどを使って以下のような使い方もできます。
Ex) There was some wisdom in his idea.
(彼のアイディアにはかしこいなと思える部分もあった。)
I think I was rather shocked at the way you said it, than by what you said.
(私はあなたの言った内容よりも、言い方にショックを受けたんだと思う。)
女性は(特に男性と)言い合いになると、よくこういう理屈を言いますよね。英語でケンカすることはあまりないかもしれませんが、覚えておくと便利です。
Ex) It's not what you say, but the way you say it.
([私が頭にきてるのは]あなたの言い分じゃなくて、その言い方よ。)
I didn't mean to come down on you like that.
(あんな風に怒鳴りつけるつもりはなかったのよ。)
おおよそ、英語の熟語には二種類あって、1)言葉のコンビネーションからだいたい意味が想像できるもの(get upなど)と、2)もう暗記してしまうしかしょうがないもの、この二つに分類されると思います。come down onは2)にあたり、「しかりつける、怒鳴りつける、厳しく叱る」という意味です。
I really should have told you then how I felt, not leaving you in the dark for such a long time…
(私だって、あの時自分がどう感じたか言うべきだったの、あんなに長いこと何も言わないでおかずに…)
leave 人 in the darkは「誰々を(何も連絡をせずに)放っておく」ことです。仕事などでよく、メールで質問されていたのに返事を書かないまま日数がたってしまった、ということ、ありますよね。そう言う時にはI'm sorry I've left you in the dark for long.と言えばいいのです。
All I was thinking was that I wanted to make up with you.
(あなたと仲直りしたいって、そればかり考えていたのよ。)
make up withで「誰々と仲直りする」。
Let me buy you some cappuccino as a peace offering.
(仲直りのしるしに、カプチーノでもおごらせて。)
a peace offeringは「仲直りのしるし」と訳していますが、厳密には「仲直りをするための(一方からの)オファー」という意味ですね。
英文と比較して内容をしっかり確認しましょう。
マリアと友人のシャロンは最近けんかをしたばかり。けんか後話をしたのは今日がはじめて。
S: あのぉ…マリア、まだ私のこと怒ってる?
M: ううん、シャロン…あなたの言ったことを私、何度も何度も考え直したんだけど、今はあなたの言っていたことにも理由があったってわかるわ…私はあなたの言った内容よりも、言い方にショックを受けたんだと思う。
S: 本当にごめんね…あんな風に怒鳴りつけるつもりはなかったのよ。
M: 全然いいのよ、シャロン。私だって、あの時自分がどう感じたか言うべきだったの、あんなに長いこと何も言わないでおかずに…
S: ほっとしたわ!ここ数日、あなたと仲直りしたいって、そればかり考えていたのよ、でも最後に話した時すごく怒ってたみたいだし、私も心配で…
M: もう、シャロン、その話はもうしないで!もう過ぎたこと、でしょ?
S: うん。おしまい!
M: 仲直りのしるしに、カプチーノでもおごらせて。
英語では何と言うでしょう?
あなたのほうは?