Scene 162
「ボブ」(襟首から下に達しない長さで切りそろえた髪型)ってよく聞きますが、そもそも英語なんでしょうか?他にも「前髪」「分け目」「ワンレグス」「カラーリング」など、ヘアースタイルに関する言葉をお教えします。
繰り返し聴いて英語の自然なリズムを身につけましょう。
Sharon and her friend Maria are in town.
Sharon: You see that woman with a bob?
Maria: Where?
Sharon: The one who has just come out of the drugstore.
Maria: Yeah.
Sharon: I want to have my hair like that.
Maria: With bangs?
Sharon: No. Have my hair all one length. Parting in the middle, keeping it straight and simple.
Maria: Are you going to have it colored, too?
そのまま使える便利なフレーズを覚えましょう。
You see that woman with a bob?
(あの、ボブの女の人、見える?)
bobはれっきとした英語です。この文のようにaがつくことに注意。
Ex) I want to wear my hear in a bob.
(髪の毛をボブにしたいんです)
ちなみに、「三つ編み」はbraid(米)または plait(英)、「ポニーテール(あるいは、単に髪をうしろの高めの位置でひとつに束ねること)」はponytail、「レイヤード(段を入れた髪)」はlayered hair、「パーマのかかった髪」はpermed hairといいます。
With bangs?
(前髪も短くして?)
bangs(イギリスではfringe)は「前髪」のことですが、日本語では長くても短くても「前髪」と言うのに対し、bangsは、まゆげのあたりまでの長さのものを指していいます。
Have my hair all one length.
(後ろも前も同じ長さにするの。)
日本語でも「ワンレングス(前髪も後ろの髪もすべて同じ長さになっている髪型)」と言いますよね。英語でも同じです。ちなみに、会話にはよくあることですが、この文の最初にはI'llが省略されています。
Parting in the middle, keeping it straight and simple.
(真ん中分けにして、ストレートでシンプルな感じにするの。)
partは「髪の毛に分けめをつける」という意味。「分け目」のことはpartingとも、partとも言います。「横分け」であればa side partingとなります。
Are you going to have it colored, too?
(カラーリングもするの?)
「髪を染める」はhave 人's hair colored [またはdyed]と言います。自分で染める場合は color [dye] 人's hairです。
英文と比較して内容をしっかり確認しましょう。
シャロンと友人のマリアは街に出ている。
S: あの、ボブの女の人、見える?
M: どこ?
S: 今薬屋さんを出てきた人。
M: うん。
S: 私もああいう髪型にしたいんだ。
M: 前髪も短くして?
S: ううん。後ろも前も同じ長さにするの。真ん中分けにして、ストレートでシンプルな感じにするの。
M: カラーリングもするの?
英語では何と言うでしょう?
あなたのほうは?