Scene 200
「キャリアウーマン」。英語のようでもあり、和製英語のようでもあり…さて、真相は?
繰り返し聴いて英語の自然なリズムを身につけましょう。
Claire and her husband Dave are at home, watching TV.
Claire: Hmm, I wanted to be a career woman like her.
Dave: Huh? You mean this woman?
Claire: Yeah.
Dave: But you are a career woman, aren’t you?
Claire: Strictly speaking, no. I work, but I haven’t pursued my career as seriously as I probably should have.
Dave: You mean you want to work more?
Claire: Well, I probably want to spend less time on cooking.
Dave: Honey, I think it’s a different issue. The more you practice cooking, the less time you’d have to spend on it.
そのまま使える便利なフレーズを覚えましょう。
I wanted to be a career woman like her.
(私も彼女みたいにキャリアウーマンになりたかったなぁ。)
「キャリアウーマン」はa career womanです。複数であれば、career womenとなります。careerの発音に注意して下さい。reerの方を強く読みます。
I haven't pursued my career as seriously as I probably should have.
(自分のキャリアをもしかしたらもっと真剣に追求すべきだったんだわ。)
直訳は、「私は、もしかしたら本来すべきだったほど真剣には、自分のキャリアを追求していない」です。
I think it's a different issue.
(それは別の問題だと思うよ。)
相手の言っていることが少々筋違いだと思う時に使います。
The more you practice cooking, the less time you'd have to spend on it.
(料理は練習すればするほど,時間も少なくてすむよ。)
The + , the + で、「Aであればあるほど、Bになる」という意味になります。この夫婦は実は、夫のデイブの方が料理がずっと得意なのでこういうセリフが出てくるのですね。
英文と比較して内容をしっかり確認しましょう。
クレアと夫のデイブは家にいて、テレビを見ている。
C: うーん、私も彼女みたいにキャリアウーマンになりたかったなぁ。
D: へ?この女性みたいに?
C: うん。
D: でも君もキャリアウーマンだろ?
C: 厳密に言えば、違うわよ。私は仕事してるけど、自分のキャリアをもしかしたらもっと真剣に追求すべきだったんだわ。
D:もっと働きたいってこと?
C: そうねえ、料理にかける時間を少なくしたいかな。
D: あのね、それは別の問題だと思うよ。料理は練習すればするほど,時間も少なくてすむよ。
英語では何と言うでしょう?
都心まで電車で行きます。