Scene 219
日本の四季を代表する花のひとつとも言える、あじさい。英語ではなんと言うのでしょうか。
繰り返し聴いて英語の自然なリズムを身につけましょう。
Sharon is at a florist.
Florist: May I help you?
Sharon: Oh, yes …what are these?
Florist: Hydrangea. They’re originally from Asia. Beautiful, aren’t they?
Sharon: Yeah, very. Can you make them into a bouquet?
Florist: Of course. What color would you like?
Sharon: Pink would be nice. Can I have five of them?
Florist: Certainly.
Sharon: How much is that going to be?
そのまま使える便利なフレーズを覚えましょう。
Hydrangea.
(あじさいです。)
あじさいのことはこう言います。「ハイドレンジァ」という感じの発音ですね。「レ」のところにアクセントが来ます。数えられるので、hydrangeasという具合に語尾にsをつけることができます。
Can you make them into a bouquet?
(花束にしてもらえますか。)
何が特定の花で花束を作ってください、という時にはCan you make into a bouquet?と言います。より丁寧に言う場合は、Could you make …?と言えばOKです。漠然と「花束を贈りたいんですけど」と言う場合はbouquetという言葉よりもsome flowersという表現を使った方がしっくりくると思います。I want to send some flowers to と言えばOKです。
Pink would be nice.
(ピンクがいいわ。)
なぜPink is nice.とは言わずにPink would be nice.と言っているかというと、wouldを使うことにより、「もしも花束にしてもらうのならピンクがいいな」という、一種の仮定的なニュアンスが出せるからです。
Can I have five of them?
(5本いただける?)
この場合のthemはhydrangeasのことです。花屋が最初にシャロンの質問に答えてHydrangea.と言った時は「あじさい[という種類]」のことを言っていたのでhydrangeaと単数形になっていますが、実際は何本も花屋に置いてあるので、シャロンはその、たくさんあるあじさいを指してthemという複数形の言葉を使っているのです。このように、「これをいくつ(何本)ください」と言う場合は、Can I have of this/these/them?と言えます。
英文と比較して内容をしっかり確認しましょう。
シャロンは花屋にいる。
F: いらっしゃいませ、何かうかがいましょうか。
S: あ、はい…これって何ですか。
F: あじさいです。もともとはアジアの花なんですよ。きれいですよね。
S: うん、とっても。花束にしてもらえますか。
F:よろしいですよ。何色がよろしいですか。
S: ピンクがいいわ。5本いただける?
F: かしこまりました。
S: おいくらになるのかしら?
英語では何と言うでしょう?
都心まで電車で行きます。