女性の英会話劇場Woman's Story

Scene 218 中級

アロマテラピー

アロマテラピーは、「花や木など植物に由来する精油を用いて、心身の健康や美容を増進する技術あるいは行為のこと」…つまり、花などから作られた天然の油を使って、その香りや効能を生かして心や体を癒す、ということですが、英語の発音は日本語の発音とは少々違います。女性に人気のアロマテラピー。英語の発音を完璧にマスターしましょう。

Dialog

繰り返し聴いて英語の自然なリズムを身につけましょう。

Sharon and her friend Maria are talking.

Sharon: What are you reading, Maria?

Maria: “How to Become an Aromatherapist.”

Sharon: You’re interested in aromatherapy?

Maria: Yeah. Do you know anything about it?

Sharon: Not really. It’s not my thing, you know.

Maria: You should try aromatherapy massage, though. It really works.

Sharon: How?

Maria: Like … I had lavender oil for my massage the other day, and it was so calming.

Explanations

そのまま使える便利なフレーズを覚えましょう。

How to Become an Aromatherapist.

(アロマセラピストになる方法。)

アロマテラピーを施す人のことをaromatherapistと言います。「セラピー(心理療法など)」を施す人をtherapistというので、同じような語尾変化ですね。

You're interested in aromatherapy?

(アロマテラピーに興味があるの?)

「アロマテラピー」は英語では「アロマセラピー」に近い発音になります。アクセントの位置に注意です。

It's not my thing, you know.

(私向きじゃないでしょ、知ってるでしょ。)

It's not my thing.の直訳は「私向きの物じゃない」ですが、何かが「自分には向いていない」と言う場合にこう言います。It's not for me.と言っても同じです。

It really works.

(すごい効くのよ。)

この場合のworkは「効き目がある」と言う意味です。

Like …

(例えば…)

こういう場合のlikeは「例えば、何て言うか」という意味で、日常会話で非常によく用いられるものです。特に若い人たちがよく使いますね。

Translation

英文と比較して内容をしっかり確認しましょう。

シャロンと友人のマリアが話をしている。

S: マリア、何を読んでいるの?

M: 「アロマセラピストになる方法」。

S: アロマテラピーに興味があるの?

M: うん。アロマテラピーのこと、何か知ってる?

S: あんまり。私向きじゃないでしょ、知ってるでしょ。

M: でも、アロマセラピーのマッサージはやってみたら。すごい効くのよ。

S: どういう風に?

M: 例えば…この間はラベンダーのオイルをマッサージに使ってもらったんだけど、とっても安らいだわ。