Lesson 136
Sherman and Gilda, an elderly, married couple, are talking about the lack of manners that today's young people seem to have.
繰り返し聴いて英語の自然なリズムを身につけましょう。
Sherman and Gilda, an elderly, married couple, are talking about the lack of manners that today's young people seem to have.
Sherman: These kids today, I’m telling you, they’ve got no manners.
Gilda: I could go on forever.
Sherman: Just the other day, this kid, what am I saying he was probably 25, anyway, I’m over at Sam’s Deli with Sal and I see this, this “young man” sitting at a table, wearing his hat! A hat being worn in a restaurant!
Gilda: The nerve of some people.
Sherman: Exactly. So you know what I did. I went over to the table and asked him to take his hat off. Do you know what he said?
Gilda: Here it comes.
Sherman: He said, “Beat it, old timer.” The nerve, the absolute nerve. So the second time I didn’t ask. I demanded, “Take that hat off now!”
Gilda: Well, did he take it off?
Sherman: No. He stood up. He was huge! The guy had to be 6’6″. And he certainly wasn’t taking his hat off. So I said, “Sorry,” and backed away. I had no choice.
Gilda: When you’re beat, you’re beat.
そのまま使える便利なフレーズを覚えましょう。
These kids today, I'm telling you, they've got no manners.
「最近のガキどもときたら、まったく無作法じゃな」
"I'll telling you"は、主張を強調するために挿入するフレーズです。とくに決まった意味はなく、「なあ」、「言っとくけど」、「本当だよ」、「わかるだろ」など、状況によっていろいろな意味で使われます。
ex: "I'm telling you, this is one of the most awesome movies I've seen."
(言っとくけど、この映画は僕が見た中ではサイコー作品の1つだよ)
The nerve of some people.
「無神経ねぇ」
"The nerve!"で「図々しい!あつかましい!」という意味。他に、"What nerve!"、"What a nerve!"、"Some nerve!"なども、同様の意味を表します。
Here it comes.
「ほら始まった」
"Here it comes"は、基本的には、何かが期待どおりに来た、または始まったときに「ほら来たよ」「ほら始まったよ」と注意を促す表現です。このダイアログでは、「また例のヤツが始まるゾ」という感じで、いつもShermanのくどいおしゃべりや説教に付き合わされているGildaの、ちょっとうんざりしている気持ちが表されています。
Beat it, old timer.
「失せろ、じじい」
"Beat it!"は「あっちへ行け!」「邪魔するな!」と、相手を追い払うときに使う表現です。同じ意味の表現として"Get lost!"、"Scram!"などがあります。
When you're beat, you're beat.
「ムリは禁物」
"beat"は「へとへとで、疲れきった、参っている」という形容詞。"When you're beat, you're beat."は、直訳すると「疲れてるときは疲れてる」。負けを負けと認めて無理をしない、無謀な争いごとをしない、というような意味で、負けん気が強い人をいさめる場合などに使います。
Words & Phrases
英文と比較して内容をしっかり確認しましょう。
最近のガキども
Sherman: 最近のガキどもときたら、まったく無作法じゃな。
Gilda: 言い出したらキリがないわよ。
Sherman: ついこの間もな、あのガキ、っていうのは、25歳ぐらいのヤツじゃったが、とにかく、向うのサムズ・デリカ&サラダで会ったんじゃが、あの「若造」は帽子をかぶったままテーブル席に座ってたんじゃ!レストランで帽子をかぶりっぱなしじゃよ!
Gilda: 無神経ねぇ。
Sherman: まったく。それでな、ワシがどうしたかわかるじゃろ。そのテーブルのところへ行ってな、帽子を取ってください、と頼んだんじゃよ。そしたら、ヤツが何ていったと思う?
Gilda: ほら始まった。
Sherman: こうじゃよ「失せろ、じじい」。失敬じゃ、まったく失敬じゃよ。だから、二度目は頼まんかった。きつく言ってやったんじゃ。「今すぐ帽子を取れ!」ってな。
Gilda: あらまぁ、彼は帽子を脱いだ?
Sherman: いいや。立ち上がった。でかくてな!6フィート6インチはあったな。もちろん帽子は着けたままじゃ。だから、ワシは「ごめん」って言って、退散したよ。そうするしかなかったんじゃ。
Gilda: ムリは禁物よ。
英語では何と言うでしょう?
まあまあです。