Lesson 539
Steve, a guest at the hotel, is phoning front desk to complain about the state of his room.
繰り返し聴いて英語の自然なリズムを身につけましょう。
Steve, a guest at the hotel, is phoning front desk to complain about the state of his room.
R: Reception
S: Steve
R: Good afternoon, front desk, how can I help you?
S: Yeah hi, this is Steve Baxter from Room 407.
I’ve got a bit of a problem here.
R: Oh, that’s no good. What seems to be the problem?
S: Well I arrived about 2 hours ago, and just realised now.
It seems like nobody bothered to clean the room before I arrived.
The bathroom is a right mess.
R: Oh dear. I’m terribly sorry about that. I’ll send someone up
immediately to tend to the room.
S: Yeah, but that’s not all. The bed hasn’t been made either,
and I think someone had a party up here because it reeks of wine.
I’d like a new room please.
R: I’m terribly sorry. I’ll see what I can do but all our rooms are
booked up at the moment.
S: This is not on. I have a mind to leave right now, but
I’m meeting a business partner here in an hour. What can I do?
R: I’m just checking now. We do have a luxury suite available for
one night. We could put you up there for the night, and then
shift you to a standard room tomorrow, with no extra cost of course.
How would that be?
S: Oh, that sounds better. When can I move in there?
R: The guest has just left, so before you move in, we have to
service the room. It’ll take 20-30 minutes.
S: How ironic.
そのまま使える便利なフレーズを覚えましょう。
★★ It seems like nobody bothered to clean the room before I arrived.
(私が来る前に誰も部屋の掃除をしなかったような感じなんですよ。)
"seem"は「〜のようだ、〜みたいだ」、"seem like"で「〜のよう
に見える(思える)」です。"nobody bothers"で「誰も気にかけない、
誰も構わない」という意味です。
Ex: He seems like an overgrown boy.
(彼は少年のまま大人になったみたいな感じだね)
★ I'll send someone up immediately to tend to the room.
(すぐに客室係を行かせますので。)
"send someone up"で「誰かを行かせる、送る、送り込む」
「投獄する」です。ホテルなどで使われることも多いです。
"tend to"には「〜しがちである、〜する傾向にある、どちらかと
いえば〜だ」や、「〜に気を配る、〜の世話をする」の意味があります。
「部屋の世話をするだれか」→「客室係」ですね。
Ex: Could you please send someone up to my room?
(部屋に客室係に来ていただきたいのですが)
★★ This is not on.
(それでは困るんだ。)
"be not on"は「不可能である、認められない」です。"It's not on!"
で「それは不可能だ!」となります。"on"は「相手の提案や意見が、
自分の気持ちと合って」というような意味あいも持っているのです。
Ex: "How about my proposal? I'm sure that'd be nice."
"That's not on."
(僕の提案どう思う?僕はいいと思うな)
(それはダメだよ)
★★ I have a mind to leave right now
(今すぐ出たいと思ってますからね。)
"have a mind to"で「〜したい気持ちがある、〜したいと思う」という
意味です。"mind"は、心の働き・心情など、どちらかというと頭で
考える内容"think"ではなく心に浮かんでくる、思う・感じる・意思・気
にすることに使います。一方で「頭脳、意見」という意味も持っていて、
物覚えや頭の回転についても使います。日本語と英語間には概念上
言葉による絶対な線引きは難しいものもあるので、「思う」「考える」
は文脈や慣習によるということもあります。"right now"は
「今すぐ、ただちに」です。
Ex: I have a mind to give her something for her birthday.
(彼女の誕生日に何かあげたいと思ってるんだ。)
英文と比較して内容をしっかり確認しましょう。
ホテルの客スティーブは、部屋の状態についてフロントにクレームの電話をし
ている。
R: Reception
S: Steve
R: はい、フロントです。ご用件をお伺い致します。
S: ああどうも。407号室のスティーブ・バクスターですが。
部屋にちょっと問題がありましてね。
R: え、それはいけませんね。どういったようなことでしょうか。
S: えーとですね、2時間ほど前に着いたんだけども、今気が付いてね。
私が来る前に誰も部屋の掃除をしなかったような感じなんですよ。
バスルームがかなり散らかってるんです。
R: まあ・・・。申し訳ありません。すぐに客室係を行かせますので。
S: ええ。でもそれだけじゃないんです。ベッドメイクもされていないし、
誰かがここでパーティーでもしたんじゃないかと思うんですよ、
ワイン臭いからね。で、別な部屋に移りたいんですけども。
R: 大変申し訳ございません。何とか善処したいと思いますが、
今のところ満室で。
S: それでは困るんだ。今すぐ出たいと思ってますからね。でも1時間後に
ここで取引先と会うんだがどうしたらいいんだ?
R: 只今チェックしております。一晩、ラグジュアリースイートの
空室があります。そちらにお客様にご宿泊いただいて、その後明日
スタンダードルームにお移りいただきます。もちろん追加料金はございません。
それでいかがでしょうか?
S: ああ、それがよさそうだね。いつその部屋に移れます?
R: そのお部屋のお客様が帰られたばかりなので、お移りになる前に
20〜30分ほど清掃時間をいただくようになります。
S: なんて皮肉だ。
英語では何と言うでしょう?
順調です。