つかえる英会話Daily / Travel

Lesson 553 中級

Work is

Ken and his colleague Sam are at the office.

Dialog

繰り返し聴いて英語の自然なリズムを身につけましょう。

Ken and his colleague Sam are at the office.

K: Ken
S: Sam

K: Sam, have you ever questioned yourself why you work?

S: Well, I don’t think I ever questioned myself, but I guess I know
the answer.

K: Why do you work, then?

S: Because I love my work. It’s just as simple as that. In a sense,
to work for a magazine has always been my dream job since high school.
Why do you ask?

K: You see, this guy I’ve just had a meeting with asked me the question.
And I wasn’t really impressed with myself when I realized I have no
particular reason why I work.

S: Every single person should have a different reason to work.
Some work simply for money, some for a sense of achievement,
and some might work just because they want to be successful and famous.

K: None of what you’ve just mentioned is my case.

S: Ken, I think you’re tired. You’ve been definitely overworking
lately. Why don’t you have a break, and you’ll feel a lot different
about everything.

Explanations

そのまま使える便利なフレーズを覚えましょう。

It's just as simple as that.

(それくらい単純なものよ。)「ね、単純な(簡単な)ことでしょう?」と言いたい時に使うお決まりのフレーズ。説明したり説得したりする時に主に使います。justなしでも使います。
Ex) If you love her, tell her so. It's as simple as that.
(彼女のことを愛しているのなら、そう彼女に言いなさいよ。簡単なことでしょう。)

dream job

(憧れの仕事)
   dreamは「夢の」「憧れの」という意味。色々と応用がききます。
   dream girl(憧れの女性)、dream house(夢のような家)、
   dream match(夢の対決[スポーツ])など。

Why do you ask?

(なんでそんなこと聞くの?)
   Why do you ask the question?でもいいのですが、より口語的なのは
   Why do you ask?です。

This guy I've just had a meeting with asked me the question.

(今さっきミーティングをした男性に聞かれたんだよ。)
   このthis guyのthisに注目してください。「この男性」って誰?なんで
   a guy じゃないの?と思いませんか。英語では、はじめて登場する人/物でも、
   その人/物についてこれからちょっとした説明やエピソードをつけ加える
   場合にはthisをつけます。次の二つの違いがわかりますか。
   A) What are you doing?---I'm reading a book.
    (何しているの?---本を読んでいるんだ。)
   B) I've been reading this book, and it's really good!
    (ある本を今読んでるんだけど、それが本当におもしろいんだ!)

I wasn't really impressed with myself.

(こういう自分ってあんまり感心しないなぁ、と思って。)
be impressed withは「…に感心する、感銘を受ける」。これにmyselfをつけると「自分ってすごい!」という意味になります。
   Ex) I was impressed with myself when I finished my presentation.
     (自分のプレゼンが終わった時、俺ってやるなぁと思った。)

I have no particular reason why I work.

(僕はなぜ仕事をするのか、特にこれといった理由もない)
for no particular reasonというフレーズも一緒に勉強してしまいましょう。
Ex) I did it for no particular reason.
(特にこれといった理由もなく、そうしたんだ。)

Why don't you have a break, and you'll feel a lot different about everything.

(ひと呼吸入れれば?そうしたらすべてのことに対してまったく違った
感じ方をするわよ。)
   Why don't you …?は「…したら?」という時の最もポピュラーな
   言い方のひとつ。 a lot differentはmuch differentと同じ意味です。
   a lotのこういう使い方もマスターしたいですね。
   Ex) I feel a lot better today.
     (今日は[昨日よりも]ずっと気分がいいです。)

Translation

英文と比較して内容をしっかり確認しましょう。

ケンと同僚のサムはオフィスにいる。

K: Ken
S: Sam

K: サム、自分はなんで働いてるのかって考えたことある?

S: うーん、実際に自問したことはないと思うけど、なんでか、っていう
答えはわかっているつもり。

K: じゃあ君はなんで仕事をするの?

S: だって仕事が好きだから。それくらい単純なものよ。ある意味では、
雑誌の仕事をするっていうのは高校以来、ずっと私の憧れの仕事だった
わけだし。なんでそんなこと聞くの?

K: いやね、今さっきミーティングをした男性に聞かれたんだよ。それで、
僕はなぜ仕事をするのか、特にこれといった理由もないってことに気づいてね、
あんまり感心しないなぁ、と思ってさ。

S: 人間ひとりひとり、仕事をする理由は違うはずよ。単にお金のために働く
人だっているし、達成感のためにする人もいるし、成功して有名になりたい
だけのために仕事をする人もいるかもしれないし。

K: 君があげたどれも僕にはあてはまらないんだよね。

S: ケン、あなた疲れているんだと思うわよ。明らかにここのところ、
仕事をし過ぎだったもの。ひと呼吸入れれば?そうしたらすべてのことに
対してまったく違った感じ方をするから。

K: いいよ、サム。僕は何もいらない気がする。