Lesson 561
Ken is at the office. He is looking for someone.
繰り返し聴いて英語の自然なリズムを身につけましょう。
Ken is at the office. He is looking for someone.
Ken: Claire, have you seen Jane anywhere?
Claire: You’ve just missed her.
Ken: Oh, too bad. Do you know what time she gets back?
Claire: She won’t be long, I guess…she said she’s going to see a designer about the next issue’s cover. Why, is there anything urgent?
Ken: Sort of. A woman from human resources said she wants to have a word with her ASAP.
Claire: Well, in that case, whoever that is will have to wait. When HR people say they need to talk, it usually takes long and I don’t think it would make things any better by getting hold of Jane out of office.
Ken: OK. I’ll just leave a note on Jane’s desk, then.
Claire: But I wonder what HR needs Jane for…is she going to get promoted?
そのまま使える便利なフレーズを覚えましょう。
Haven you seen Jane anywhere?---You've just missed her.
(ジェーンを見かけなかった?---今ちょうど出て行ったところよ。)
She's just left.と言っても同じことなのですが、You've just missed her.の方が英語ならでは、の表現ですね。「あなたはたった今彼女(がいたのにその機会)を逃したわ」が直訳。
She won't be long.
(彼女はすぐ帰ってくる。)
won't be longは「まもなく〜する」「〜するのに長くはかからない」という意味。この「〜する」という部分はあえて言わなくとも前後の文脈でわかることが多いので、会話ではたいてい省略されます。あえて明確にしたい場合には(in) …ing/before…で続けます。以下の二つを比べてみてください。
Ex) She won't be long (in) getting back.
(彼女はすぐ帰ってくる。)
It won't be long before she gets back.
(彼女はすぐ帰ってくる。)
Sort of.
(まあね。)
Kind of.と言っても同じです。kind ofは「ちょっと」「とか」「感じ」に近い意味で使うことも多いです。
Ex) She's kind of cute.
(彼女、ちょっとかわいいよね。)
I kind of thought it was OK.
(私はそれでもいいんじゃない、とか思ったわ。)
A woman from human resources said she wants to have a word with her ASAP.
(人事部の女性が至急ジェーンと話がしたいって言ってた。)
ASAPはas soon as possibleの略でエイエスエイピーまたはエイセップと読みます。as soon as possibleと言ってもまるで意味は変わりませんが、ビジネスシーンなどではよくASAPの省略形を使います。have a word withは「誰かとちょっと(まじめな)話をする」。以下の例文がよく使われますね。
Ex) Can I have a word with you now?
(今、ちょっと話してもいいですか。)
When HR people say they need to talk, it usually takes long and I don't think it would make things any better by getting hold of Jane out of office.
(人事部の人が話があるって言う時はたいてい話が長いから、出先でジェーンをつかまえても事態はあまりよくならないと思うわ。)
HRはhuman resources(人事部)の略。文脈によっては「ホームルーム」の略にもなります。any betterのanyは強調の意味で使われています。get (a) hold ofで「誰かと連絡をとる」「入手する」。
Ex) Would it be possible to get a hold of his e-mail address?
(彼のメールアドレスを手に入れることは可能でしょうか。)
英文と比較して内容をしっかり確認しましょう。
ケンはオフィスにいる。誰かを探している。
K: クレア、ジェーンを見かけなかった?
C: 今ちょうど出て行ったところよ。
K: ああ、タイミング悪かったな。何時に帰ってくるかわかる?
C: すぐ帰ってくると思うわよ…次の号の表紙のことでデザイナーに会ってくるって言ってたから。どうして、何か緊急なことでもあるの?
K: まあね。人事部の女性が至急ジェーンと話がしたいって言ってたからさ。
C: じゃあね、それならその誰だかには待ってもらうしかないわね。人事部の人が話があるって言う時はたいてい話が長いから、出先でジェーンをつかまえても事態はあまりよくならないと思うわ。
K: わかった。じゃあ、ジェーンのデスクにメモを残しておくよ。
C: でも人事部がジェーンに何の用があるのかしら…昇進でもするのかしら?
英語では何と言うでしょう?
順調です。