Lesson 596
Claire is preparing for her business trip. She has just taken out her suitcase. She talks to her husband, Dave.
繰り返し聴いて英語の自然なリズムを身につけましょう。
Claire is preparing for her business trip. She has just taken out her suitcase. She talks to her husband, Dave.
Claire: Honey, do you remember the combination for this suitcase?
Dave: No…you never tell me things like that. Why don’t you try our wedding anniversary?
Claire: I’ve already done that…do you know where the instruction booklet for this is?
Dave: Sorry, I don’t…honey, I think I told you before, but you’d better put your things in order…you always seem to be rummaging through our place before you go away.
Claire: You haven’t thrown the booklet away, have you?
Dave: Come on. Don’t accuse me! You always blame me for everything you lose. I don’t touch things that belong to you!
Claire: Oh, easy, honey. I’m not accusing you…I’m just thinking of every possibility…oh, here it is! I got it!
Dave: (Speaking to himself) I hope she learns a lesson one day so that she’ll be a little more organized…
そのまま使える便利なフレーズを覚えましょう。
the combination for this suitcase
(このスーツケースの鍵のダイヤル数字)
combinationとは、ダイヤル式で自分で数字を合わせるタイプの鍵や、銀行のATMの暗証番号などのことを言います。数字の「組み合わせ」ということですから、日本語よりもわかりやすいですね。
the instruction booklet
(取扱説明書)
いわゆる「取説」の英語版には様々なものがあります。instruction book(略してIB), manual(略してMAN), operating instructions, owner's manualなどなど。どれも難しいものではありませんね。
You always seem to be rummaging through our place before you go away.
(君はどこか出かける時にいつだって家中家捜しするじゃないか。)
rummageは「くまなく探す」という意味。our placeは「我が家」。go awayは「出かける」という意味ですが、以下の例のようにけっこう気軽に使える表現です。
Ex) Are you going away during summer?
(夏はどこか出かけるの?)
I hope she learns a lesson one day so that she'll be a little more organized…
(いつか学習してくれてもうちょっと整理整頓してくれるようになるといいんだけど…)
learn a lessonは「学習する、反省する、教訓を得る」。so thatは昔、英語の授業でA so that Bとなると1)AだからBである、2)BとなるようにAである、の二通りの意味がある、と教わりませんでしたか?私はかつてこの2)がまるでピンとこなかったのですが、実は日常会話では2)の意味で使うことが意外に多いのです。以下の例も参照してください。
Ex) Let me go get some bread now so that I don't need to go shopping tomorrow morning.
(今パンを買いに行ってくるよ、そうすれば明日の朝買い物しなくてすむから。)
well-organizedは「整理整頓がよくできる」ということ。
英文と比較して内容をしっかり確認しましょう。
クレアは出張の準備をしている。彼女はスーツケースを取り出したところ。夫のデイブに話しかける。
C: ねえ、このスーツケースの鍵のダイヤル数字、覚えてる?
D: いや…君はそういうことは言わないから。結婚記念日にしてみたら?
C: それはもうやってみたのよ…このスーツケースの取扱説明書ってどこにあるかわかる?
D ごめん、知らないよ…あのさ、前にも言ったと思うけど、自分の物は整頓した方がいいよ…君はどこか出かける時にいつだって家中家捜しするじゃないか。
C: 説明書を捨てたりしてないわよね?
D: おいおい。濡れ衣を着せないでほしいな。君はいつも自分がなくしたものを僕のせいにするんだから。君の持ち物にはさわらないよ、僕は!
C: やだ、あなた、落ち着いてよ。責めてるわけじゃないのよ…私はただ全ての可能性を考えてるだけ…あ、ここにあった!あったわ!
D: (ひとり言)いつか学習してくれてもうちょっと整理整頓してくれるようになるといいんだけど…
英語では何と言うでしょう?
まあまあです。