つかえる英会話Daily / Travel

Lesson 602 中級

Before you leave

Claire approaches her colleague Ken only when he's about to leave the office.

Dialog

繰り返し聴いて英語の自然なリズムを身につけましょう。

Claire approaches her colleague Ken only when he's about to leave the office.

Claire: Hey, do you have a minute?

Ken: Sorry, I’m on my way out. What’s up?

Claire: Oh, I can wait. Where are you going?

Ken: I’m meeting Steve, the designer, regarding the special issue.

Claire: Oh, please say hello to him for me. Actually, I was going to mail him, but I couldn’t get to it.

Ken: OK. I’ll tell him that. Will you be in for the rest of the day?

Claire: Yep. I might be sneaking out to get some coffee, but that will be about it.

Ken: OK. I’ve got to run. I promise I’ll get back to you when I return. Cheers.

Explanations

そのまま使える便利なフレーズを覚えましょう。

Do you have a minute?

(ちょっと時間ある?)
職場などで誰かを呼び止めて話をしたいときに使えるフレーズです。a minuteのかわりにa momentと言ってもいいです。

I can wait.

(後でいいわ。)
「私は待てます」すなわち「今じゃなくてもいいです」ということ。can waitの前には物も持ってくることができます。
Ex) My business can wait.
 (私の用件は後にしてくださって大丈夫です。)

Please say hello to him for me.

(よろしく言っておいて。)
「誰々によろしくお伝えください」の言い方は色々ありますが、これがいちばんポピュラーな言い方です。Say hello to him.だけでもOKです。気をつけなくてはいけないのは、for meであってfrom meではない、ということ。

I was going to mail him, but I couldn't get to it.

(彼にメールしようと思ってたんだけど、できなかったの。)
can't get toは「〜に至ることができない」。今回の場合は「メールをするというところまで至れなかった」ということです。

I might be sneaking out to get some coffee, but that will be about it.

(コーヒーを飲みに抜け出すことはあるかもしれないけど、それっくらいかな。)
That is about it.はそれまでに言ったことを指して「それで全部です、それぐらいのものです」という意味。今回はwill beを使っているので「それぐらいのはず」という意味になります。

I've got to run.

(いかなくちゃ。)
I've got to go.も同じような意味ですが、runの方が「急いで」行かなくては、という意味が強いですね。

I promise I'll get back to you when I return. Cheers.

(戻ったら話を聞くよ。じゃあね。)
get back toは「(人に)あらためて連絡する、話をする」または「おりかえし電話する」ということ。留守番電話の応答メッセージなどでもよく聞かれますね。
Ex) Sorry, I can't come to the phone right now. Please leave your message after the tone. I'll get back to you as soon as possible.
 (申し訳ありませんがただいま電話に出られません。発信音の後にメッセージをお残しください。至急おりかえしいたします。)
Cheers.は時と場合に寄っては「さようなら」にもなり「ありがとう」にもなり、「乾杯」にもなる便利な言葉です。先の二つの意味は主にイギリス人しか使いませんけれど。でも、色々使える便利な言葉、ということでは日本語の「どうも」に似ているかもしれませんね。

Translation

英文と比較して内容をしっかり確認しましょう。

クレアは同僚のケンに近づくが、彼はこれからオフィスを出るところだ。

C: ねえ、ちょっと時間ある?

K: ごめん、これから出るところなんだ。どうしたの?

C: じゃ、後でいいわ。どこに行くの?

K: デザイナーのスティーブに特別号のことで会いに行くんだ。

C: あ、よろしく言っておいて。彼にメールしようと思ってたんだけど、できなかったの。

K: わかった。彼にそう言っておくよ。今日は一日オフィスにいる?

C: うん。コーヒーを飲みに抜け出すことはあるかもしれないけど、それっくらいかな。

K: わかった。いかなくちゃ。戻ったら話を聞くよ。じゃあね。