Lesson 611
Claire and her husband Dave are seated at a hotel lobby.
繰り返し聴いて英語の自然なリズムを身につけましょう。
Claire and her husband Dave are seated at a hotel lobby.
Dave: Shall we move to that table over there?
Claire: Why? Anything wrong?
Dave: The smoke…those people next to us are smoking.
Claire: Oh, all right. (They move.) Is this better?
Dave: Yeah. This is better.
Claire: It’s just unbelievable you used to smoke, honey.
Dave: I’ll bet. It’s very strange, but people who used to smoke find cigarette smoke not only unpleasant, but repulsive. You remember how many times I tried to quit smoking before I finally made it? When I was making those unsuccessful attempts, I never dreamed one day I would detest the smell and smoke of cigarettes.
Claire: I’m glad you don’t smoke any more…for both your own good and my sake.
そのまま使える便利なフレーズを覚えましょう。
I'll bet.
(そうだろう。)
相手が言ったことに対して「そうだろう、その通り」と言いたい時に使うフレーズ。同じようなフレーズにI bet.(もちろん)があります。
People who used to smoke find cigarette smoke not only unpleasant, but repulsive.
(昔タバコを吸っていた人はタバコの煙が不愉快どころかいやでいやでしょうがないって感じるんだ。)
repulsiveは「ひどく不快な」という意味。repulse(拒絶する、強い嫌悪を感じさせる)という動詞からきた言葉なので、その度合いの強さもわかるというものです。日本人の好きなフレーズにnot only … but also…がありますが、覚えておいていただきたいのは、これはあくまでも「強調フレーズ」であるということ。強調する時にのみ使うので、あまり頻繁に使うとその効力も薄れます。今回のように「…どころか〜である」と言いたい時に使うのがオススメです。
You remember how many times I tried to quit smoking before I finally made it?
(最終的に成功するまで何度僕がタバコをやめようとしたか覚えてる?)
タバコやお酒など、やめたいけどやめられない…というものを「やめる」時にはquitを使います。
I'm glad you don't smoke any more…for both your own good and my sake.
(あなたがタバコをやめてくれて嬉しいわ…あなたのためにも、私のためにも。)
for one's sakeは「誰々のために」という意味。for one's own goodとほとんど意味は同じです。
英文と比較して内容をしっかり確認しましょう。
クレアと夫のデイブはホテルのロビーにすわっている。
D: あっちのテーブルに移ろうか?
C: どうして?どうかしたの?
D: 煙だよ…隣りの人たちがタバコを吸ってるんだ。
C: ああ、なるほどね。(移動する。)これでいい?
D: うん。ほっとしたよ。
C: あなたが昔はタバコ吸ってたなんて信じられないわね。
D: そうだろう。すごい不思議なんだけど、昔タバコを吸っていた人はタバコの煙が不愉快どころかいやでいやでしょうがないって感じるんだ。 最終的にうまく行くまで何度僕がタバコをやめようとしたか覚えてる?がんばったけど何度も失敗に終わってた時、まさかいつの日かタバコの臭いと煙が大嫌いになるとは夢にも思わなかったよ。
C: あなたがタバコをやめてくれて嬉しいわ…あなたのためにも、私のためにも。
英語では何と言うでしょう?
コーヒーでも飲んでいきませんか。