Lesson 724
ルームサービスは敷居が高くて…と思っている人も少なくないのでは。いちばんの問題は、電話して最初に何というか、です。
繰り返し聴いて英語の自然なリズムを身につけましょう。
Claire is staying at a hotel and is about to call room service.
Claire: Hello…can I order some food, please?
Room service: Certainly, what would you like, ma’am?
Claire: I’d lik e one clubhouse sandwich and French fries on the side…
Room service: Oh, ma’am, the clubhouse sandwich includes chips. Would you like fries as well?
Claire: Oh, no…then just a clubhouse sandwich, please.
Room service: Any dessert?
Claire: No…and can I have one mineral water? With no ice.
Room service: Anything else we can do for you, ma’am?
Claire: No, I think I’m OK.
そのまま使える便利なフレーズを覚えましょう。
Hello…can I order some food, please?
(もしもし…食事をオーダーしたいんですが。)
ルームサービスに電話をしてまず最初に言うべき一文はこれです。foodを場合に応じてbreakfast/lunch/dinnerに変えて、それから具体的な注文をI'd like…やCan I have…?などで続けます。お酒/コーヒーだけを頼みたい、であればCan I have a glass of red wine [a cup of coffee]?(赤ワインをグラスでひとつ[コーヒーを一杯]いただけますか?)といきなり本題に入っても大丈夫です。
I'd like one clubhouse sandwich and French fries on the side…
(クラブハウスサンドイッチひとつと、付け合わせにフライド・ポテトをお願いします…)
注文するときは、I'd like …かCan I have …?と言います。on the sideは「付け合わせに」。French friesは「フライドポテト」のことですが、イギリスでは「フライドポテト」のことをchipsと言います。この会話はアメリカでかわされているという設定になっていますから、次のルームサービスの人のセリフにあるchipsは「ポテトチップス」のことです。ややこしいですね。
With no ice.
(氷ぬきで。)
簡単なようで意外にすぐに口から出てこないのが、with no iceです。
Anything else we can do for you?
(他に何かございますか?)
ルームサービスに限らず、レストランなどの係の人は必ず最後にこう聞いてきます。これで頼みたいことは全て、という場合にはNo, I think I'm OK.、あるいはI think that's it.(それで全部だと思います)と言います。
英文と比較して内容をしっかり確認しましょう。
クレアはホテルに滞在していて、ルームサービスに電話をしようとしている。
C: もしもし…食事をオーダーしたいんですが。
R: かしこまりました、何になさいますか。
C: クラブハウスサンドイッチひとつと、付け合わせにフライド・ポテトをお願いします…
R: あ、お客様、クラブハウスサンドイッチにはポテトチップスがついております。フライドポテトも召し上がりますか?
C: あ、けっこうです…それなら、クラブハウスだけお願いします。
R: デザートは何か?
C: いえ…ミネラルウォーターをいただけますか?氷ぬきで。
R: 他に何かございますか?
C: いえ、大丈夫だと思います。
英語では何と言うでしょう?
順調です。