Lesson 723
最近は「暑さ寒さも彼岸まで」とはいかないことも増えました…が、ところで英語ではどう言うのでしょう?
繰り返し聴いて英語の自然なリズムを身につけましょう。
Ken is talking with Japanese woman Yoko.
Ken: Brrr…it’s freezing today!
Yoko: I know. It’s really cold this winter, isn’t it?
Ken: Yeah.
Yoko: But I guess the cold will only last another month or so.
Ken: How come?
Yoko: Because in Japan, we have a saying, “Summer heat or winter cold doesn’t last after the equinox.”
Ken: Oh, that’s reassuring!
Yoko: Isn’t it? But it might turn out otherwise this year…because of the global warming.
そのまま使える便利なフレーズを覚えましょう。
Brrr…it's freezing today!
(うう…今日はひどい寒さだな!)
brrrは「ブルブル」「うう」など、寒さを表す間投詞です。rは思いっきり巻き舌をして発音します。
But I guess the cold will only last another month or so.
(でもこの寒さもあと1カ月やそこらで終わりだと思うわよ。)
coldは「寒さ」という意味の名詞にもなることに注意。or soは「…かそこら」。soの後に名詞を続けることもできます。
Ex) We waited for thirty or so minutes.
(私たちは30分ぐらい待ちました。)
How come?
(なんで?)
whyと同じ意味ですが、whyよりもインフォーマルです。How comeの後に文を続ける場合には肯定文と同じ語順になります。以下を比較してみてください。
Ex) Why is he always late?
How come he's always late?(どちらも意味は「どうして彼はいつも遅刻するんだ?」)
"Summer heat or winter cold doesn't last after the equinox."
(「暑さ寒さも彼岸まで」)
equinoxは「分点」のことで、spring/autumn(al) equinoxと言えば「春/秋分」となります。単に暦の上での「お彼岸」というのであればequinoxだけで通じます。ちなみに「春分の日」はspring equinox day「秋分の日」はautumnal equinox dayと言います。
Oh, that's reassuring!
(へえ、それなら安心だ!)
reassuringは「心強い、安心させる」。
But it might turn out otherwise this year…
(でも今年はそうは行かないかも…)
この場合のotherwiseは「別な、違った風に」という意味の副詞です。例を参考にしてください。
Ex) She says he's cool, but we all think otherwise.
(彼女は彼がかっこいいって言ってるけど、私たちは皆そうは思っていない。)
英文と比較して内容をしっかり確認しましょう。
ケンは日本人女性のヨーコと話をしている。
K: うう…今日はひどい寒さだな!
Y: そうよね。今年は本当に寒いわよね。
K: ああ。
Y: でもこの寒さもあと1カ月やそこらで終わりだと思うわよ。
K: なんで?
Y: 日本では「暑さ寒さも彼岸まで」って言うのよ。
K: へえ、それなら安心だ!
Y: でしょ?でも今年はそうは行かないかも…温暖化のせいでね。
英語では何と言うでしょう?
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