Lesson 780
日々の日本食には欠かせない調味料のひとつ、ソース。さて、英語では何と言う?
繰り返し聴いて英語の自然なリズムを身につけましょう。
Claire and her husband Dave are at a casual Japanese restaurant.
Claire: Shall we try this?
Dave: What’s that?
Claire: Fried noodles flavored with thickened Worcestershire sauce.
Dave: I never knew there was a thickened version of Worcestershire sauce.
Claire: Well, it’s Japanese cuisine, the world of mysteries.
Dave: Wouldn’t it be too sour if you thickened Worcestershire sauce?
Claire: Come on. You want to try the noodles or not?
Dave: Um…all right. Why not?
そのまま使える便利なフレーズを覚えましょう。
Fried noodles flavored with thickened Worcestershire sauce.
(濃いウスタシャーソース味の焼きそば。)
thickened Worcestershire sauceとは要するに「とんかつソース」あるいは「中濃ソース」のことです。ところで、Worcestershire sauceは日本の「ウスターソース」の大元、とも言えるソースですが、イギリスWorcester(ウスターと読みます)で生まれたWorcestershire sauceは、日本の「ウスターソース」とは似て非なるものです。色や濃度(さらさらしています)こそ似ていますが、Worcestershire sauceの方がずっと酸味が強く、きりっとした感じの味です。Worcestershireの発音は、音声を聞いて、間違えないようにして下さいね。ウーセスターシャー、ではなく、間のceは読まず、ウスタシャーとなります。
I never knew there was a thickened version of Worcestershire sauce.
(ウスタシャーソースの濃いバージョンがあったなんて知らなかった。)
デイブがこう言っているのは、英米では普通、「とんかつ/中濃」ソースなるものは見かけないからです。
英文と比較して内容をしっかり確認しましょう。
クレアと夫のデイブは、日本食のカジュアルレストランにいる。
C: これ、試してみようか?
D: それ、何?
C: 濃いウスタシャーソース味の焼きそば。
D: ウスタシャーソースの濃いバージョンがあったなんて知らなかった。
C: まあね、日本食ですからね、神秘の世界よ。
D: ウスタシャーソースを濃くしたら、酸っぱすぎないか?
C: どうでもいいから。このそばを食べたいの、食べたくないの?
D: いや…いいよ。食べてみようじゃないか?
英語では何と言うでしょう?
仕事の調子はどうですか?