Scene 13-10 Bella Donna
The day after her conversation with Malcolm, Cassie goes up to Bella Donna cosmetics to meet with its CEO, David Mitchell.
繰り返し聴いて英語の自然なリズムを身につけましょう。
David: Hello, Cassie. I’m David Mitchell.
Cassie: Hello, Mr Mitchell. It’s a pleasure to meet you.
David: The pleasure is all mine Cassie. Come in and have a seat.
Cassie: Thank you.
David: I’ve been hearing about you from our customer marketing
department. They’ve been finding your reports extremely useful
in product development.
Cassie: I’m very glad to hear that. I’ve never done anything like this
before, so it’s been quite a learning experience for me.
David: Is that right? I’ve gone through some of the reports you’ve done
for us and they were extremely well written and insightful. I
was under the impression that you’d worked in product development
or marketing before.
Cassie: Oh no. I wouldn’t know the first thing about marketing. I just
have an interest in cosmetics, that’s all.
David: Yes, well you certainly display a thorough knowledge in your
reports. Can I ask why you’ve never pursued a career in the
beauty industry?
Cassie: I don’t know. I guess being a beautician never really interested
me. I love make-up but I’m not really into doing other people’s
make-up. I prefer to use and experiment with stuff myself.
David: Well, there are plenty of other jobs in the beauty industry
besides being a beautician. Have you ever considered working in
product research and development?
Cassie: No. I always thought those kind of jobs were for the
high-flyers. I was never really that academic, and my teachers
at school convinced me that office work was the most realistic
option for me.
David: And are you satisfied with office work?
Cassie: To tell you the truth, I do wonder if there’s something better
out there for me. I can’t see myself doing what I’m doing now
in ten years time, but it’s so difficult to find opportunities
out there now, especially with the job market the way it is.
I’m just grateful to have a job, although I’m not sure what I’ll
do in two months, when my contract is up. That’s why I was so
happy when Malcolm asked me to help out with the product testing.
It’s been a really challenging and worthwhile experience.
David: Well, I’m glad to hear that. I hope you’ll continue to help us
even after your contract here is up.
Cassie: I’d be thrilled to.
To be continued
そのまま使える便利なフレーズを覚えましょう。
The pleasure is all mine Cassie.
(こちらこそ、キャシー。)
"The pleasure is all mine.”は「こちらこそ、どう致しまして」と
いう意味。"pleasure”は「喜び、楽しみ、快楽、愉快、満足、光栄、
希望、好み」などの意味がある。その他、"My pleasure.”, "It's my
pleasure.”, "The pleasure is mine.”という言い方もできる。
Ex: "I'm so pleased you could make it tonight.”
"The pleasure is mine.”
「今夜は、あなたが来られて嬉しいです。」
「お礼を言うのはこちらです。」
I've never done anything like this before, so it's been quite a learning experience for me.
(こんなことは、今までしたことがありませんから、私にとって、とても貴重な経験です。)
"learning experience”は「学習体験、(成長するための)苦い経験、
ためになる人生経験」という意味。動詞の"experience”は、「(人が
困難・喜びなど)を経験する、〜だという事を経験により知る」という
意味。
Ex: Going to England to learn English will be a good
experience for you.
(イギリスへ英語の勉強のためにいくのは、あなたにとって良い
経験になるでしょう。)
I've gone through some of the reports you've done for us and they were extremely well written and insightful.
(あなたが、私達のために書いてくれたレポートのいくつかを読みましたが、とても良く書けていて、洞察力のあるものでした。)
"go through”には様々な意味があるが、この場合は「読む」という
意味。その他、「通過する、(申請などが)承認される、(取引などが)
まとまる、(衣服・靴などが)擦り切れる、経験する、(金・食料
などを)使い果たす、(本が)出版を重ねる」など沢山の意味がある。
Ex: Make sure you go through those documents before the meeting
tomorrow.
(明日の会議の前に、ちゃんとあの書類を読んでね。)
I wouldn't know the first thing about marketing.
(営業については、何も知りません。)
"not know the first thing about〜”は「〜には全くの素人である、
〜を何も知らない」という意味。その他、"thing”を使ったイディオム
には、"and another thing”「その上、さらに」、"do things to 〜”
「〜に大きな影響を与える、〜を大きく変える」、"hear things”
「幻聴を起す」、"in all things”「いつでも、どのような場合でも」
などがある。
Ex: I don't know the first thing about the stock market.
(私は、株取引のことは、全くの素人だ。)
I love make-up but I'm not really into doing other people's make-up.
(メイクをするのは大好きですが、他の人のメイクをするのは、あまり興味がありません。)
"make-up”は「化粧品、化粧をすること、(メーキャップ・衣装を含む)
ふん装(用品)」という意味で、日本語でもよく使われていが、
その他にも、英語では「組み立て、構成、構造、体質、性質、再試験」
という意味がある。
Ex: Elizabeth always wears heavy make-up.
(エリザベスは、いつも厚化粧をしている。)
I always thought those kind of jobs were for the high-flyers.
(私はいつも、そういう仕事は、野心家の人たちのためだと思っていました。)
"high-flyers”は「望みの高い人、野心家、敏腕家、(事業の)成功者、
空高く飛ぶ人(もの)」という意味。その他、"high”を使った複合語
には、"high time”「楽しい一時、潮時」、"high living”
「ぜいたくな生活」、"high color”「血色の良い顔、赤い顔色」、
"high wire”「はらはらさせるもの、(綱渡り用の)張り綱」などが
ある。
Ex: Rita was a high-flyer at school.
(学校では、リタはエリートだった。)
I'm just grateful to have a job, although I'm not sure what I'll do in two months, when my contract is up.
(私はただ、職があることに感謝していますが、私の契約が終了する、二ヶ月後に何をするのか分かりません。)
"sure”は「堅く信じて、確かな、確信して、自信があって」という、
主観的判断に基づいて確信しているという意味。類語には"confident”
「"sure”よりも強い核心を表す語で、信念の強さや実現への期待を示唆
する」、"certain”「証拠や根拠があって確かなこと」、"positive”
「非常に意味の強い語で、決定的に確かなこと」がある。
Ex: Are you sure you don't want to have dessert?
(本当にデザートはいらないの?)
英文と比較して内容をしっかり確認しましょう。
D: やあ、キャシー。デヴィット・ミッチェルです。
C: こんにちは、ミッチェルさん。お会いできて嬉しいです。
D: こちらこそ、キャシー。入って、座ってください。
C: ありがとうございます。
D: あなたのことは、うちの顧客営業部から聞いていますよ。製品開発に
おいて、あなたのレポートが非常に役立つと、彼らは思っています。
C: それを聞いて、嬉しいです。こんなことは、今までしたことが
ありませんから、私にとって、とても貴重な経験です。
D: そうですか?あなたが、私達のために書いてくれたレポートのいくつか
を読みましたが、とても良く書けていて、洞察力のあるものでした。
あなたが、以前に、製品開発か営業部で、働いていたとばかり思って
いましたよ。
C: いいえ。営業については、何も知りません。私はただ、化粧品に興味が
ある、それだけなんです。
D: ええ、あなたは確かに、完璧な知識をレポートで発揮しています。
どうして、美容業界でのキャリアを求めなかったのです?
C: 分かりません。美容師になるのは、全然興味がなかったのです。メイク
をするのは大好きですが、他の人のメイクをするのは、あまり興味が
ありません。製品を自分自身に使って、試す方が好きです。
D: 美容師になる他に、美容業界には、沢山の他の仕事がありますよ。製品
研究開発で働くことは、考えたことがありますか?
C: いいえ。私はいつも、そういう仕事は、野心家の人たちのためだと
思っていました。私は、あまり学問的ではなかったし、私の学校の
先生は、事務職が、私にとって一番現実的な選択だと、私を納得
させました。
D: それで、あなたは事務職に満足ですか?
C: 実は、私にとって何かもっと良いものが、世の中にはあるのではないかと
思います。私が今やっていることを、10年後にやっている自分が
見えません。でも、今世の中で、チャンスを見つけるのは、とても
難しいです、特に、雇用状況の現状では。私はただ、職があることに
感謝していますが、私の契約が終了する、二ヶ月後に何をするのか
分かりません。だから、マルコムが私に製品試験を手伝うことを
頼んだ時、本当に嬉しかったのです。とても面白く、価値ある経験です。
D: そう、それは良かった。ここでのあなたの契約が終わっても、私達を
手伝うことを続けてくれると良いのですが。
C: 喜んで。
つづく
英語では何と言うでしょう?
仕事の調子はどうですか?