Scene 59
Sharon and her friend Maria are shopping in town.
繰り返し聴いて英語の自然なリズムを身につけましょう。
Sharon: Hey, did you smell that, too? I think it was the fragrance the guy who just walked past had.
Maria: No, I have a stuffy nose…
Sharon: I think it was a French novel that said a certain smell evokes old memories…anyway, this fragrance the guy had reminds me of my first love.
Maria: Your first love? Wait a minute, the boy you liked already had perfume on? Or your first love was that late?
Sharon: Well, my first crush was my PE teacher at elementary school. He always had that fragrance on.
Maria: So you were mature enough to recognize a certain kind of smell then, huh?
Sharon: No, the funny thing about smells and fragrances is you don’t realize you really know a certain smell until you smell it again after a long, long time.
Maria: That’s true.
そのまま使える便利なフレーズを覚えましょう。
I have a stuffy nose…
(鼻がつまってるのよ…)
「鼻がつまっている」には様々な表現がありますが、have a stuffy noseはその中でもかなりカジュアルな表現です。もう少し大人びた感じで言いたいのであれば、have congestionと言えばOK。
This fragrance the guy had reminds me of my first love.
(あの男性がつけていた香水って初恋の人を思い出すのよ。)
first loveは「初恋」そのものことも「初恋の相手」のことも指します。愛情をこめて誰かにLoveと呼びかけることもありますから、loveの対象は日本語で想像するよりも広いんですね。
first crush
(初恋の人)
crushは「夢中(になる対象)」のことです。
英文と比較して内容をしっかり確認しましょう。
シャロンと友人のマリアは街で買い物をしている。
S: ねえ、マリアも今の匂った?今通り過ぎた男の人がつけてた香水だと思うんだけど。
M: わかんなかった、鼻がつまってるのよ…
S: 香りが過去の記憶を呼び覚ますと言ったのはフランスの小説だったわよね…ま、いいわ、あの男性がつけていた香水って初恋の人を思い出すのよ。
M: 初恋の相手?ちょっと待ってよ、好きになった男の子ってもう香水をつけたわけ?それともシャロンの初恋ってそんなに遅かったの?
S: えっとね、私の初恋は小学校の体育の先生だったのよ。いっつもあの香水をつけていたわ。
M: ってことは、シャロンは香りを嗅ぎ分けられるほどませてたってことね?
S: ううん、それが匂いや香水のおもしろいところなんだけど、ある匂いを長年たってからかぐまでは、その匂いのことを知っていたなんて気づきやしないのよ。
M: 確かにそうね。
英語では何と言うでしょう?
仕事の調子はどうですか?