女性の英会話劇場Woman's Story

Scene 217 初級

「ウェディング・ドレス」を英語で言うと?

ウェディング・ドレスは英語ではもちろんwedding dressとも言いますが、それ以外の言い方もあるのです。

Dialog

繰り返し聴いて英語の自然なリズムを身につけましょう。

Sharon and her friend Maria are talking.

Sharon: Wow! Look at this!

Maria: Huh?

Sharon: Look at this wedding gown! Isn’t it beautiful?

Maria: It’s got too much lace and too many ruffles.

Sharon: Lace and ruffles are what wedding gowns are all about!

Maria: I don’t think so. There are simple dresses, too.

Sharon: Your wedding is once in a lifetime! Why waste a chance of looking special?

Maria: For me, wearing lace and ruffles doesn’t mean special. It means agony.

Explanations

そのまま使える便利なフレーズを覚えましょう。

Look at this wedding gown!

(このウェディング・ドレス見て!)

ウェディング・ドレスのことはwedding gownとも言います。gownはいわゆる「ガウン」だけでなく「ドレス」も意味します。

It's got too much lace and too many ruffles.

(レースとフリルが多すぎ。)

rufflesは「フリル」のこと。lace(レース)は数えられませんが、ruffleは数えられます。

Lace and ruffles are what wedding gowns are all about!

(レースとフリルこそ、ウェディング・ドレスの命でしょう!)

… is/are what is/are all about.は「…こそが、の真骨頂だ」という意味で、日常会話ではよく使われる表現です。

Why waste a chance of looking special?

(なんで特別な装いができるチャンスをみすみす無駄にするわけ?)

Why do you waste …と言っても同じですが、do youが省略されてインフォーマルな響きになっている分、「どうしてそんなもったいないことするの?」というニュアンスが深まります。

It means agony.

(苦しみでしかないもの。)

agonyは「精神的・肉体的な激しい苦痛」のこと。ここのItはその直前の文にある、wearing lace and rufflesを受けています。

Translation

英文と比較して内容をしっかり確認しましょう。

シャロンと友人のマリアが話をしている。

S: わぁ!これ、見て!

M: はぁ?

S: このウェディング・ドレス見て!

M: レースとフリルが多すぎ。

S: レースとフリルこそ、ウェディング・ドレスの命でしょう!

M: 私はそうは思わないけど。シンプルなドレスだってあるわよ。

S: 結婚式って一生に一度なのよ!なんで特別な装いができるチャンスをみすみす無駄にするわけ?

M: 私にとっては、レースやフリルを身につけることイコール「特別な装い」にはならないわ。苦しみでしかないもの。