Scene 9-15 Here, There and Everywhere
Gordon and Ellie have managed to get train tickets to Boston. Their first train has just arrived at Albany-Rensselaer and they are about to change to the Boston-bound train.
繰り返し聴いて英語の自然なリズムを身につけましょう。
そのまま使える便利なフレーズを覚えましょう。
I have to powder my nose.
(トイレに行かなくちゃ。)
“powder one's nose”は「(女性が)トイレに行く、化粧直しをする」
という意味。女性用トイレは“powder room”と呼ばれる。その他
「トイレに行く」には、“borrow the porcelain”, “check the
plumbing”, “pay a call”などの言い方もある。こちらの言い方は
スラングで、友達同士で使えるが、一般的に使わないほうがいい。
“powder one's nose”のほうは、どちらかというと丁寧な言い方の
ほう。
Ex: I'm just going to powder my nose.
(ちょっとトイレに行ってきます。)
Well, just give me a minute or two.
(じゃ、ちょっと時間をちょうだい。)
“a minute or two”は「1〜2分、ほんの数分、少しの間」という意味。
つづりは同じだが発音が違う/mainju':t/は「(目にみえないほど)
微笑な、微細な、綿密な、詳細な、取るに足りない、ささいな」という
意味がある。“minute”を使ったイディオムには、“cancel 〜 at the
last minute”「〜をドタキャンする」、“minutes away from 〜”
「〜から間一髪逃れる」、“at any minute”「今すぐにでも、いつ
何時(特に危険・好ましくないことについて用いる)」、“to the
minute”「ちょうどその時間に、きっかりに」などがある。
Ex: Can you wait a little longer? I'll be with you in a minute
or two.
(もう少しお待ちいただけますか?今すぐうかがいますので。)
You'd better move it - that train's leaving in a couple of minutes.
(急いだ方が良い。後数分であの電車が出発するよ。)
“move it”は口語英語で「急げ」という意味。命令文“Move it!”は
「どけ!、早くしろ!、さっさと行け!、邪魔邪魔!」という意味になり、
失礼な言い方になるので使う場合には注意が必要。
Ex: You should move it, or you'll be late for work.
(急がないと、仕事に遅れるよ。)
You were lucky someone didn't make off with it.
(誰もそのバックを盗まなくて、ラッキーだったね。)
“make off with 〜”は「〜盗む、〜を持ち逃げする、〜を奪い去る、
持ち去る」という意味。その他、“make away with”, “carry off”,
“walk away with”, “bear away”などの言い方もある。
Ex: A shoplifter tried to make off with a T-shirt, but the
security guard caught him.
(万引き犯がTシャツを盗もうとしたが、警備員が取り押さえた。)
Get your mind out of the gutter Gordon Cooper!
(ゴードン・クーパー、変な妄想しないでよ!)
“Get your mind out of the gutter.”は「イヤらしいことを考えないで、
汚いことを想像しない下さい」という意味。直訳すると、「あなたの
想像を排水路から出してください」となる。“gutter”は、「溝、
排水路、雨どい」という意味で、汚い所のイメージがあるので、
「汚い想像、イヤらしい考え」、という意味でも使われる。性的な意味
にもとれることについて、「イヤらしい考えを辞めて」と釘を指す場合
に使われることが多い。
Ex: Honestly Jack, your mind is in the gutter!
「全くもう!あなたはイヤらしいことを考えるばっかりだわ、
ジャック!」
Well, you were just in the nick of time.
(まあ、間一髪だったな。)
“in the nick of time”は「ちょうど良い時に、間一髪で、際どい時に、
間に合って」という意味。名詞“nick”は「刻み目、小さい切り傷、
欠け跡、警察署、調子、状態」などの意味がある。「間一髪」という
言い方には、“by the skin of one's teeth”,“by a hairsbreadth”,
“by a whisker”などもある。
Ex: We made it to the connecting flight in the nick of time.
(私達は、乗り継ぎの便に、間一髪で間に合った。)
英文と比較して内容をしっかり確認しましょう。
英語では何と言うでしょう?
あまりよくありません。