Scene 13-4 Bella Donna
Fiona has started her maternity leave, so Cassie is on her own at the reception desk. One day, a man who works in the building starts to pester her.
繰り返し聴いて英語の自然なリズムを身につけましょう。
Cassie: Good morning, sir.
W: Good morning. You’re new here, aren’t you?
Cassie: I’ve been here for about a month now.
W: I’m William Pike. And you are?
Cassie: Cassie Tracy.
W: Cassie… That’s a lovely name. So, what do you say to a couple
of drinks after work today?
Cassie: Oh, thanks for the invitation William, but I’ve got other plans.
W: Other plans? What, are you seeing someone at the moment?
Cassie: Well no, but…
W: Then what’s the problem? I’ll show you the time of your life.
Cassie: Look, I’m sorry, but as I said, I’m not free tonight.
W: Well then, we’ll make it tomorrow. How does 6 o’clock sound?
Cassie: Er, listen, I’m sorry William, but I’m really not interested.
W: Oh I see. You’re playing hard to get, aren’t you? Well, you
can’t fool me. I’ll be waiting for you here tomorrow at six.
Be ready to have a good time.
Cassie: What? Look, I said…
Malcolm: She’s got a prior engagement with me tomorrow night, Bill, so lay
off her, OK?
Cassie: Malcolm!
W: Oh, it’s you, Reid.
Malcolm: Yeah. Sorry to spoil your fun, but she said she’s not
interested. Now, unless you want me to spell it out for you,
I’d leave the poor lady alone.
W: Screw you, Reid. (He walks off)
Cassie: Phew, thanks Malcolm. He was starting to freak me out.
Malcolm: Yeah, you’ve gotta be careful of Pike. He’s always pestering
pretty girls. He likes to think of himself as a lady-killer, but
in reality he’s a just menace. One of the girls I work with was
unfortunate enough to be coerced into a date with him, and she
said she had to fight him off the whole evening.
Cassie: Wow. Now I’m really glad you stepped in.
Malcolm: Hey, any time!
To be continued
そのまま使える便利なフレーズを覚えましょう。
So, what do you say to a couple of drinks after work today?
(それで、今日、仕事の後にちょっと飲みに行くのはどう?)
“What do you say to 〜?”は「〜はどう?、〜はどうですか?、〜を
どう思いますか?」という意味。“to”は不定詞ではないので、“to”
の後には名詞がくる。また、“What do you say?”と言いば、「いかが
ですか?(勧誘)」、“say”を強く発音して「やあ、こんにちは」、
挨拶やお礼を言い忘れた子供などをたしなめて「何ていうの?」など
の意味で使われる。
Ex: What do you say to lunch tomorrow?
(明日、ランチを一緒にどう?)
What, are you seeing someone at the moment?
(何、君は今誰か付き合っている人がいるの?)
“see”はこの場合「(異性と)交際する、付き合う」という意味。
その他には、“go out with”, “go steady with”, “date”,
“be involved with”などの言い方もある。
Ex: I'm seeing Beck.
(私、ベックと付き合ってるの。)
I'll show you the time of your life.
(今までにない楽しいひと時を、君にお教えするよ。)
“time of one's life”は「今までにないほどの楽しいひと時、一生に
一度の楽しいひと時」という意味。“have the time of one's life”
は「楽しいひと時を過ごす、素敵な経験をする」という意味になる。
Ex: I had the time of my life.
(私は、とても楽しい時を過ごした。)
You're playing hard to get, aren't you?
(君は、その気がないふりをしてるんだね?)
“play hard to get”は「(わざと異性に対して)つれなくする、
気のない素振りをする、(仕事が欲しいのに)興味のない振りをする」
という意味で、主に女性の場合に使われる表現。その他、“play”を
使ったイディオムには、“play down”「軽く扱う、もみ消す、取り繕う」
“played out”「疲れ切った、時代遅れで、使い尽くされた」、
“play on”「つけ込む、利用する」、“in play”「ふざけて、冗談で」
などがある。
Ex: If you want to get your hooks into him, play hard to get.
(もし、彼をものにしたいなら、つれない素振りをしなさいよ。)
Now, unless you want me to spell it out for you, I'd leave the poor lady alone.
(さて、君が僕にはっきり言わせたくないなら、彼女を放っておけよ。)
“spell out”は「詳しく説明する、文字を略さずに綴る」という意味で、
“spell it out for you”は「あなたにはっきりと説明する・言う」
という意味になるが、このダイアログでのような言い方をした場合には、
「はっきり言わなければ、分からないのか」という強い怒りの気持ちが
込められていて、喧嘩腰の場合もある。
Ex: Do you want me to spell it out for you?
({殴り合いで}はっきりさせたいのか?)
He was starting to freak me out.
(彼は、私を怯えさせ始めていたの。)
“freak out”は「気が変になる、イライラする、自制心を失う、
幻覚症状になる、パニックに陥る」などの意味がある。名詞“freak”
には、「熱狂的ファン、心酔者、奇人、変人、異常な現象、奇妙なもの、
異常」などの意味がある。
Ex: I'm freaking out.
(私、頭がおかしくなりそう。)
Yeah, you've gotta be careful of Pike.
(そう、パイクには気をつけろよ。)
“gotta”は“got to”の短縮形。“have got to”の時に用いられ、
“have”が省略されることもある。“have got to 〜”は「〜しなければ
ならない、〜に違いない、〜のはずだ」という意味。
Ex: Oh, I've gotta go.
(あっ、行かなくちゃ。)
She's got a prior engagement with me tomorrow night, Bill, so lay off her, OK?
(明日の夜、彼女は僕と先約があるんだ、ビル、だから彼女をほうっておけよ、いいか?)
“lay off”はこの場合「ほうっておく、そっとしておく、悩ますのを
やめる、構わないでおく」という意味。その他には「(一時的に
従業員を)解雇する、やめる、休憩する」などのいみもある。
Ex: Lay off!
(やめてよ!)
英文と比較して内容をしっかり確認しましょう。
C: おはようございます。
W: おはよう。新しい子だね?
C: 働き始めて、一ヶ月位になります。
W: 僕は、ウィリアム・パイク。君は?
C: キャシー・トレイシーです。
W: キャシー・・・いい名前だね。それで、今日、仕事の後にちょっと
飲みに行くのはどう?
C: あら、誘ってくれてありがと、ウィリアム、だけど、私は他の予定が
あるので。
W: 他の予定?何、君は今誰か付き合っている人がいるの?
C: いいえ、だけど・・・
W: それじゃ、何が問題なの?今までにない楽しいひと時を、君にお教え
するよ。
C: あの、ごめんなさい、でも私が言ったように、私は、今晩暇じゃないの。
W: じゃあ、明日にしよう。6時はどう?
C: あの〜、ごめんなさい、ウィリアム。でも、私は、本当に興味が
ないの。
W: あっ、分かった。君は、その気がないふりをしてるんだね?まっ、僕は
ごまかされないよ。明日6時にここで君を待ってるから。楽しい時を
過ごす準備をしておいて。
C: 何?あのね、私が言った・・・
M: 明日の夜、彼女は僕と先約があるんだ、ビル、だから彼女をほうって
おけよ、いいか?
C: マルコム!
W: あ〜、君か、リード。
M: そうだけど。お楽しみを台無しにして申し訳ないけど、彼女は、興味が
ないって言ってるんだ。だから君が僕にはっきり言わせたくないなら、
彼女を放っておけよ。
W: 死ねっ、リード。(彼は歩き去る。)
C: ふー、ありがとう、マルコム。彼は、私を怯えさせ始めていたの。
M: そう、パイクには気をつけろよ。あいつは、いつも可愛い子にしつこく
するんだ。あいつは、自分を色男だと思いたいけど、現実は、ただの
厄介者だ。僕と一緒に働いている女の子の一人が、奴とのデートを
強要されて、一晩中奴を撃退しなきゃならなかったって言ってたよ。
C: うわ。本当にあなたが間に入ってくれて良かった。
M: お安い御用だよ!
つづく
英語では何と言うでしょう?
快適なご滞在をお祈り申し上げます。