Scene 13-5 Bella Donna
A couple of days have passed since the incident with William Pike. Malcolm stops by the reception desk to check up on Cassie.
繰り返し聴いて英語の自然なリズムを身につけましょう。
Cassie: Hi, Malcolm. Busy as usual?
Malcolm: Yeah, the same old same old.
Cassie: I was hoping you’d stop by. Listen, I just wanted to thank you
again for the other day. I’ve been hearing all sorts of stories
about William from the guys in the office, and the more I hear,
the more I’m relieved that he didn’t manage to wrangle a date.
Malcolm: Always happy to help. Has he tried pestering you again?
Cassie: No, he’s been keeping his distance, thank God.
Malcolm: That’s good to hear. If he does try anything funny again, just
let me know and I’ll straighten him out.
Cassie: Thanks. Are you always this obliging to damsels in distress?
Malcolm: Well, I do my best. Now, I have a little present for you.
Cassie: Ooh! What is it?
Malcolm: Nothing too exciting to tell you the truth. We have a new product
coming out next week, and there were a couple of samples lying
around the office, so I thought you might like them. You know,
seeing you’re a make-up junkie and all.
Cassie: Really?! This is awesome! Thank you so much! I can’t wait to
try them out.
Malcolm: Let me know what you think of them. I was also wondering if
you’re free this Friday. A few of us are going out for a few
drinks and I thought you might want to come along. All the
others work here as well, so you would’ve seen their faces before.
Cassie: I’d love to! I’d really like get to know more people who work
here. I mean, I see them walking past every day, but being stuck
behind this desk, I don’t really have the chance to talk to them.
Malcolm: Well, everyone is looking forward to meeting you. It’ll just be
a few of my workmates, a couple of girls from the Chamber of
Commerce on the fourth floor and some of the guys from Jazznet.
Cassie: Sounds great!
Malcolm: OK then! What do you say I meet you here at 6:00 on Friday?
Cassie: 6:00 is fine. I can’t wait!
To be continued
そのまま使える便利なフレーズを覚えましょう。
Yeah, the same old same old.
(ああ、相変わらずだよ。)
“the same old same old”は「相変わらず、いつもと同じ」という意味。
“same old”は「昔からの、お決まりの、いつもの」という意味。その他、
“same”を使ったイディオムには、“come to the same thing”「結局
同じことだ」、“much the same”「ほぼ同じ」、“all the same”
「(文・説の初めか終わりで)にもかかわらず、やはり、似たり寄ったり、
皆同じ」、“stay the same”「現状維持を続ける、同じ状態であり続ける」
などがある。
Ex: It's the same old story.
(よくある話だね。)
I'm relieved that he didn't manage to wrangle a date.
(彼が何とか無理やり、私とデートすることが出来なかったことに、ホッとしてるわ。)
“wrangle 〜”はこの場合「無理やり(人に)〜させる」という意味。
他には、「口論する、論争する、(人を)説き伏せる」という意味もあり、
北米では「(牛・馬の)世話・番をする」という意味もある。
Ex: I talked to my boss and managed to wrangle a day off on Friday.
(ボスと話をして、金曜日に休ませてくれるように説得した。)
If he does try anything funny again, just let me know and I'll straighten him out.
(もし、あいつがまた、何かおかしなことをしようとしたら、教えてよ、あいつの目を覚まさせてやる。)
“straighten out”は「(人)を正す、改心させる、まともな人間にする、
目をさまさせる」という意味がある。また、「(問題など)を解決する、
(誤解など)を解く」という意味もある。“straighten”は「まっすぐに
する、生理整頓する、きちんとする」という意味。
Ex: We have to straighten out the problem.
(私達は、問題を解決しなければならない。)
Are you always this obliging to damsels in distress?
(あなたはいつもこんなに、困っている女性達に親切にするの?)
“obliging to 〜”は「〜に親切にする、丁寧にする」という意味。
他には、「すすんで人の世話をする、気さくに応じる」という意味が
ある。“damsel”は「(古・文)乙女、少女、未婚の若い女性」という
意味。
Ex: He is an obliging young man.
(彼は親切な若者だ。)
You know, seeing you're a make-up junkie and all.
(君は、メイクアップ・ジャンキーだしね。)
ここでは、“as”が省略されているが、“seeing as”は「〜なので」
という意味で、“because”と同じ意味。その他“see”を使った
イディオムには、“see about 〜”「〜のことを考えてみる」、
“see after”「世話をする、面倒をみる」、“see over”「調べる、
案内する、〜越しに見る」、“see for oneself”「自分で確かめてみる」
などがある。
Ex: Seeing as you're on your way out, can you send this letter
for me?
(これから君が出かけるのであれば、この手紙を出してくれる?)
I'd really like get to know more people who work here.
(ここで働いているもっと沢山の人と、本当に知り合いになりたいの。)
“get to know”は「知り合いになる、知り合う」という意味。その他、
“acquaint”, “get acquainted”, “discover each other”,
“meet”などの言い方もある。また、「〜を通して知り合いになる」と
言う時には、“through”を使う。例えば、“We got to know each
other through a mutual friend.”「私達は、共通の友達を通して知り
合った。」となる。
Ex: How did you guys get to know each other?
(君達は、どうやって知り合いになったの?)
What do you say I meet you here at 6:00 on Friday?
(金曜日の6時に、ここで会うのはどう?)
“What do you say 〜?”は「〜どうですか?」という意味で、誘うとき
などに使われる。アメリカ英語では、“What say 〜?”と言われる
こともある。その他、“say”を使ったフレーズはたくさんあるが、
例えば、“I'll say.”「まったくその通りです、もちろんです、
本当に」、“Say no more!”「それ以上言うな!」、“Don't say 〜”
「まさか〜じゃないでしょうね」、“let's say 〜”「例えば〜として、
例を挙げるならば」などがある。
Ex: What do you say we go to see a movie?
(映画を観に行くのはどう?)
英文と比較して内容をしっかり確認しましょう。
C: あら、マルコム。相変わらず忙しいの?
M: ああ、相変わらずだよ。
C: あなたが寄ってくれたら良いなと、思ってたの。あのね、この間の
ことに、もう一度お礼が言いたかったの。事務所の人たちから、
ウィリアムについての色んな話を聞いて、聞けば聞くほど、彼が何とか
無理やり、私とデートすることが出来なかったことに、ホッとしてるわ。
M: いつでも喜んでお助けするよ。奴は、また君にしつこくしようとしたの?
C: いいえ、彼は、寄り付かないわ、おかげさまで。
M: それは、良かった。もし、あいつがまた、何かおかしなことをしようと
したら、教えてよ、あいつの目を覚まさせてやる。
C: ありがとう。あなたはいつもこんなに、困っている女性達に親切に
するの?
M: う〜ん、僕の最善は尽くすよ。あの、君にちょっとしたプレゼントが
あるんだ。
C: まあ!何?
M: そんなに、大したことじゃないよ。来週発売する新しい製品があって、
オフィスにいくつかのサンプルが転がっていたから、君が気に入るかな
と思って。君は、メイクアップ・ジャンキーだしね。
C: 本当に?!すごい!本当にありがとう!試すのが待ちきれないわ!
M: 意見を聞かせてよ。それと、今週の金曜日、暇かなと思って。何人かで、
ちょっと飲みに行くけど、君も一緒に来たいんじゃないかと思ったんだ。
他の奴らも、皆このビルで働いてるから、前に顔を見たかもしれないね。
C: 喜んで行くわ!ここで働いているもっと沢山の人と、本当に知り合いに
なりたいの。だって、毎日彼らが通り過ぎて行くのを見るけど、私は、
この受付の後ろで動きが取れないし、話をする機会が全然ないわ。
M: 皆、君に会うのを楽しみにしているよ。俺の同僚が何人かと、4階の
商工会議所の女の子が2、3人と、ジャズネットの奴らが何人かだけだよ。
C: いいわね!
M: よし!金曜日の6時に、ここで会うのはどう?
C: 6時でいいわよ。待ち遠しい!
つづく
英語では何と言うでしょう?
お休みになれましたか?