Scene 69
Sharon and her friend Maria are talking at a cafe.
繰り返し聴いて英語の自然なリズムを身につけましょう。
Sharon: Have you ever heard about eyelash extension?
Maria: Yeah, you mean the kind actresses and singers would wear?
Sharon: No, the kind people like you and me would wear.
Maria: Oh…are you wearing some now?
Sharon: Don’t be silly. These are my genuine eyelashes. The reason I asked you is that I’ve heard young women talk about it quite a bit recently. Apparently, those women…who look very ordinary…wear eyelash extensions on a daily basis. It’s not like they only do it for such special occasions as parties.
Maria: But won’t it hurt? To the best of my knowledge, you use special glue to have those extensions. Gluing your own eyelashes…uh, yuck!
Sharon: Well, if extension makes me more beautiful…um, I’m kidding…make me beautiful, I might give it a try…
Maria: Don’t! Sharon! I can’t bear to see you go blind…
そのまま使える便利なフレーズを覚えましょう。
Have you ever heard about eyelash extension?
(まつ毛のエクステンションって聞いたことある?)
最近巷で流行りつつある「まつ毛エクステ(エクステンションの略:自分のまつ毛につけまつ毛のようなものを入れ込んで、つけまつ毛をつけたような効果をもたらす施術のこと)」の話です。英語の場合もextensionと言いますが、場合によって単数扱いだったり複数扱いだったりします。この文では「まつ毛エクステ(というもの自体)を知ってる?」と聞いているので単数扱いになっています。
Apparently, those women…who look very ordinary…wear eyelash extensions on a daily basis.
(どうやら、エクステをしてる女性っていうのは…すごく普通の見た目なんだけど…日常的にエクステをしてるらしいの。)
on a … basisで「…ベースで」という意味ですが、この「…」には様々な言葉が入ります。日本語に訳すとbasisの訳も色々変わってきますから、以下の例を参考にしてください。
Ex) on a regular basis
(定期的に); on a global basis(地球規模で)
I'm on a first-name basis with him.
(彼とはファーストネームで呼び合う仲なの。)
I'm working there on a part-time basis.
(あそこはアルバイトなのよ。)
To the best of my knowledge, you use special glue to have those extensions.
(私が知る限り、まつ毛エクステってそれ用の糊を使うんでしょ。)
to the best of my knowledgeは「私が知る限り」という意味。同じような表現にas far as I knowというのがありますが、to the best of my knowledgeの方が固い響きがします。
Yuck!
(うわっ!)
yuckは間投詞で、何かまずい食べ物や気持ち悪いもの、不快なものを見たり食べたり聞いたりした時に言う言葉。日常会話ではよく使います。
I can't bear to see you go blind…
(あなたが目が見えなくなるのを見るのなんて嫌よ…)
can't bear to see/watch …は「…は見るに耐えない」という意味。日本語と同じような表現ですね。
英文と比較して内容をしっかり確認しましょう。
シャロンと友人のマリアはカフェで話をしている。
S: まつ毛のエクステンションって聞いたことある?
M: うん、女優とか歌手とかがするようなヤツのこと?
S: ううん、私たちみたいな人間がするもののこと。
M: え…シャロン、エクステ(エクステンションの略)してるの?
S: バカなこと言わないでよ。これは私の自分のまつ毛です。なんで聞いたかって言うとね、若い女の子が最近よくこの話をしてるのを聞くからなのよ。どうやら、エクステをしてる女性っていうのは…すごく普通の見た目なんだけど…日常的にエクステをしてるらしいの。パーティーとか、そういった特別なことがあるからってことじゃないのよね。
M: でも、エクステって痛くないの? 私が知る限り、まつ毛エクステってそれ用の糊を使うんでしょ。自分のまつ毛に糊をつけるなんて…やだ、うわっ!
S: でもさ、もしもエクステでより美しくなれるっていうのなら…あ、冗談よ…美しくなれるのなら、やってみてもいいかな…
M: やめなさいよ!シャロン!あなたが目が見えなくなるのを見るのなんて嫌よ…
英語では何と言うでしょう?
実にすばらしい。