女性の英会話劇場Woman's Story

Scene 179 中級

防犯ベル

子どもや女性が、出かける際に自分の身を守るために身につける、防犯ベル。ところで、英語ではなんと言うのでしょう。

Dialog

繰り返し聴いて英語の自然なリズムを身につけましょう。

Sharon and her friend Maria are talking.

Sharon: Maria, what’s that in your bag? Is that a new key ring?

Maria: It’s an attack alarm.

Sharon: What?

Maria: You know, a gadget that protects us from attacks and crimes.

Sharon: Let’s have a look.

Maria: Here.

Sharon: Hmm…how do you activate it? Pull this cord?

Maria: Don’t!! It’d give a really big sound!

Explanations

そのまま使える便利なフレーズを覚えましょう。

Is that a new key ring?

(新しいキーホルダー?)

日本語では「キーホルダー」ということが多いですが、英語ではkey ringまたkey chain(いずれも可算名詞)ということが多いようです。もちろん、key holderという言い方でも通じます。

It's an attack alarm.

(防犯ベルよ。)

いちばんよく使われる「防犯ベル」の総称はattack alarmのようです。女性向け、であれば、rape alarm(レイプを予防するためのベル)という言い方もされます。
ちなみに、日本語では「異性にアタックする」という表現をしますが、英語のattackには「異性にアプローチする」といった意味はありません。「攻撃する」「非難する」という意味です。

Hmm…how do you activate it?

(なるほどね…どうやって作動させるの?)

activateは「稼働させる」「作動させる」という意味。

Translation

英文と比較して内容をしっかり確認しましょう。

シャロンと友人のマリアが話をしている。

S: マリア、バッグに入ってるそれ、何?新しいキーホルダー?

M: 防犯ベルよ。

S: 何?

M: ほら、暴行とか犯罪から身を守る道具。

S: 見せて。

M: どうぞ。

S: なるほどね…どうやって作動させるの?このコードを引っ張るの?

M: ダメよ!すっごい大きな音が出るんだから!