女性の英会話劇場Woman's Story

Scene 191 中級

シュークリーム、カステラ

シュークリーム、カステラ。どちらも日本人にはおなじみのスイーツですが、ところでこの2つ、英語では何と言うのでしょう。

Dialog

繰り返し聴いて英語の自然なリズムを身につけましょう。

Sharon and her friend Maria are at a cake shop.

Sharon: Oh, Maria, it’s so hard to decide.

Maria: Look, don’t you think the cream puff looks good?

Sharon: Uh-huh.

Maria: What about the sponge cake?

Sharon: Has it got anything in it?

Maria: You mean like jam? (To the shopkeeper) Excuse me, does this sponge cake have anything inside?

Shopkeeper: No, it’s plain, with coarse sugar covering the top and the bottom.

Maria: Shall we try that?

Explanations

そのまま使える便利なフレーズを覚えましょう。

Look, don't you think the cream puff looks good?

(ねえ見て、シュークリーム、おいしそうじゃない?)

「シュークリーム」はcream puffというのが普通です。「シュー」はフランス語なので、英語では普通使いません。puffとは「サクサクしたパイ」のことで、この中にクリームが入っている、というイメージですね。コロネのような形のパイの中にクリームが入っている物もcream puffと呼びます。

What about the sponge cake?

(あのカステラはどう?)

「カステラ」は英語起源ではないですよね。さらに、「カステラ」なるお菓子は英米ではまず見かけません。なので、英語で言う場合はsponge cake(スポンジ・ケーキ)というしかないのです。もっと描写的に説明したければ、後に出てくる、店員のセリフを参考にして下さい。ちなみに、最近流行っている「生カステラ」はmelted sponge cakeと訳せます。

with coarse sugar covering the top and the bottom.

(ザラメのお砂糖が上の部分と底の部分についています。)

coarse sugarは「ザラメの砂糖」。カステラの、この砂糖の部分が好き…という人は多いと思います。そこをあえて描写するのなら、こう言えばいいのです。

Translation

英文と比較して内容をしっかり確認しましょう。

シャロンと友人のマリアはケーキ屋にいる。

S: もう、マリア、決められないわ。

M: ねえ見て、シュークリーム、おいしそうじゃない?

S: そうねぇ。

M: あのカステラはどう?

S: 中に何か入ってるの?

M: ジャムとかってこと?(店員に向かって)すみません、このスポンジケーキは何か中に入ってるんですか?

SK: いいえ、プレーンですが、ザラメのお砂糖が上の部分と底の部分についています。

M: それにしてみようか?