Scene 194
female persuasionって、何でしょう?意識的に、あるいは無意識に、女性がよくしているあのことです。
繰り返し聴いて英語の自然なリズムを身につけましょう。
Claire is talking with her colleague, Ken.
Claire: Can I ask you something?
Ken: What is it?
Claire: What time do you usually go to bed?
Ken: Well…it depends, but basically, around 1 a.m.
Claire: Hmm. That’s the time respectable grownups go to bed.
Ken: Huh?
Claire: You see, my husband doesn’t go to bed until like 5 in the morning. It’s not healthy!
Ken: Why don’t you use your female persuasion?
そのまま使える便利なフレーズを覚えましょう。
Can I ask you something?
(ちょっと聞いてもいい?)
誰かに何かちょっとしたことを尋ねたい時に使う、常套フレーズです。
That's the time respectable grownups go to bed.
(それが、まともな大人の寝る時間よね。)
respectableはこの場合、「まともな」「社会的にきちんとした」という意味です。grownupは「大人」。
You see, my husband doesn't go to bed until like 5 in the morning.
(って言うかね、主人が、朝の5時ぐらいまで寝ないのよ。)
日常会話では、よく「○時」の「時」の部分が省略されます。なので、この5は「5時」のことです。
Why don't you use your female persuasion?
(女性ならではの説得をしたらどう?)
「女性ならではの説得」と訳してありますが、female persuasionとは「女性が男性をうまく説得して、自分の思い通りにあやつる」ことです。男性の立場からすると「そそのかされた、いいようにあやつられた」という気分になるような…そんな、persuasionのことを指します。persons of the male/female persuasionというと「男性/女性」のことを言いますが、今回の場合は「性別」は関係ありません。
英文と比較して内容をしっかり確認しましょう。
クレアは同僚のケンと話をしている。
C: ちょっと聞いてもいい?
K: 何?
C: いつも何時に寝る?
K: えー…時と場合によるけど、基本的には夜中の1時ぐらいかな。
C: ふむ。それが、まともな大人の寝る時間よね。
K: へ?
C: って言うかね、主人が、朝の5時ぐらいまで寝ないのよ。健康的じゃないでしょ!
K: 女性ならではの説得をしたらどう?
英語では何と言うでしょう?
あなたのほうは?