女性の英会話劇場Woman's Story

Scene 201 中級

スイーツ

すっかり日本語として定着した「スイーツ」。英語でつづるとsweetsですが、これは「複数形」ですよね。「スイーツ」と英語で言うためには、いつもsをつけて複数形にしなければいけないのでしょうか。

Dialog

繰り返し聴いて英語の自然なリズムを身につけましょう。

Sharon is talking about a restaurant she recently visited her friend Maria.

Sharon: Oh, it was excellent!

Maria: I read a review about the place. It said it serves really good food, especially sweets.

Sharon: I totally agree!

Maria: Were they really that good?

Sharon: Yeah, I had this sweet…I don’t remember the name, but it was like frozen yoghurt, packed with every kind of fruit.

Maria: Yum…

Sharon: You should go. Honestly.

Maria: Is it a kind of place I’d better go with a guy?

Explanations

そのまま使える便利なフレーズを覚えましょう。

I read a review about the place.

(そのレストランなら、レビューを読んだわ。)

このthe placeは、シャロンが興奮して話している「レストラン」のことを指しています。日常会話においては、placeはとても便利な言葉で、「レストラン」「カフェ」「家」など、色々な「場所」のことを意味することができます。

It said it serves really good food, especially sweets.

(とてもおいしい料理、特にスイーツを出すって書いてあったわ。)

Itはthe reviewを受けています。記事などの内容に「○○のように書いてあった」と言う場合には、このように、saidを使います。

Were they really that good?

(そんなにおいしかった?)

こういう場合のthatは「そんなに」という意味です。

I had this sweet…

(私が食べたスイーツはね…)

「スイーツ」をひとつひとつ数える場合には、当然語尾のsは取ります。日本語になっている「スイーツ」は単数にも複数にもなりますが。

Yum…

(おいしそう…)

yumはdelicious(おいしい)のカジュアル口語で、主に子どもが使いますが、大人も使います。

You should go. Honestly.

(行った方がいいわ。本当に。)

このように、誰かに場所などをすすめる時に使うshouldは「…すべきだ」ではなく「…した方がいいよ」という感じで、かなりやんわりとした響きです。Honestly.は「本当に、正直言って」ということです。

Is it a kind of place I'd better go with a guy?

(そこって、男の人と一緒に行くべきって感じのところ?)

placeの後にthat/whereが省略されています。

Translation

英文と比較して内容をしっかり確認しましょう。

シャロンは最近行ったレストランについて、友人のマリアに話している。

S: もうね、ほんとうにすばらしかったんだから!

M: そのレストランなら、レビューを読んだわ。とてもおいしい料理、特にスイーツを出すって書いてあったわ。

S: まったくもって賛成だわ!

M: そんなにおいしかった?

S: うん、私が食べたスイーツはね…名前は覚えてないんだけど、フローズン・ヨーグルトみたいな感じで、色んなフルーツが詰まってたの。

M: おいしそう…

S: 行った方がいいわ。本当に。

M: そこって、男の人と一緒に行くべきって感じのところ?