つかえる英会話Daily / Travel

Lesson 525 中級

HARD YAKKA

Matt is paying a visit to his elderly mother, Fran, (who lives alone) to try and fix the plumbing problem in her bathroom.

Dialog

繰り返し聴いて英語の自然なリズムを身につけましょう。

Matt is paying a visit to his elderly mother, Fran, (who lives alone) to try and fix the plumbing problem in her bathroom.

F: Thanks for coming over dear. So, you up for some hard yakka?

M: Sure, but don’t you think you should hire a professional for this
kind of work? I mean, I can manage, but…

F: Nonsense, you’ll have it fixed in no time. Besides, I don’t trust
those shonky plumbers. Especially after that documentary on TV
the other night with the hidden cameras watching them at work.

M: Yeah but that doesn’t mean all plumbers are dodgy. Just ask around
and a friend’ll recommend someone.

F: Well, you’re here now, so you may as well take a look at it. It’s
the bathroom. And anyway, I’m not hiring another plumber after
that rude Mr Daniels.

M: What are you talking about?! He’s fine!

F: He caused all kinds of bother, trudging in here with his dirty
work boots, asking to use the phone… quite up himself.

M: I think we’re on a different planet. Mr Daniels did a great job
with our bathroom last year, no problems at all.

F: Oh mind Matt, take your shoes off love.

M: There better be a cup of tea and a piece of cake in this for me
afterwards…

Explanations

そのまま使える便利なフレーズを覚えましょう。

So, you up for some hard yakka?

(じゃあ、ちょっときつい仕事をやりたいかしら?)
"be up for 〜"は「〜をしたい、〜に乗り気で」という意味。ここでは、
母は息子が配管修理をしてくれることが分かっているが、あえて
「やりたい?」と聞いている。親しい間柄だから、使える表現。
"yakka"は「仕事、きつい肉体労働」という意味のスラングで、通常
"hard yakka"と、セットで使われる。
Ex: We're in for some hard yakka this weekend.
(週末は、きつい仕事になりそうだ。)

Nonsense, you'll have it fixed in no time.

(何を言っているの?あなたは、あっという間にあれを直してしまう
   わよ。)
"in no time"は「すぐに、間もなく、あっという間に」という意味。
"in less than no time", "in next to no time"も同じ意味。
その他、"time"を使ったイディオムには、"at any time"
「いつでも、どんな時でも」、"between times"「時々、時折」、
"on time"「(文尾で)時間通りに、定刻に」、"ahead of time"
「定刻より早く」、"behind time"「定刻より遅れて」などがある。
Ex: She'll be here in no time.
(彼女は、間もなくここに来るでしょう。)

quite up himself.

(彼はかなり思い上がっているのよ。)
"up oneself"は「思い上がっている、うぬぼれが強い、態度が高慢で
ある」という意味の、ブリティッシュイングリッシュのスラング。
  その他"be full of oneself", "stuck up"などの言い方もある。
Ex: You are so up yourself.
(君は、本当にうぬぼれてるんだね。)

(彼はかなり思い上がっているのよ。) "up oneself"は「思い上がっている、うぬぼれが強い、態度が高慢で ある」という意味の、ブリティッシュイングリッシュのスラング。   その他"be full of oneself", "stuck up"などの言い方もある。 Ex: You are so up yourself. (君は、本当にうぬぼれてるんだね。)

(俺の意見とは、違うね。)
"on a different planet"は直訳すれば「違う星にいる」という意味
だが、この場合には「自分の意見と、相手の意見が違う」ということを
言っている。"different"は「違った、異なる、相違した」という
意味で、「互いに相いれないほど異なっている」という意味を含んで
  いる。
Ex: They may be mother and daughter, but they're on different
planets when it comes to family values.
(二人は親子かもしれないが、家族の価値観になると、意見が
     全く違う。)

There better be a cup of tea and a piece of cake in this for me afterwards…

(この後に、お茶とケーキがなかったら、やだな〜・・・)
"There better be"は "There had better be"が正しく、"had"が
省略されている。会話では"had"が省略されることが多い。"had
better do"は「〜した方がよい、〜すべきだ、〜してはいけない」
という意味だが、この場合は「〜でなければ嫌だ」という意味で使われ、
独り言を言っている。"had better do"は「そうしないと困ったことに
なる」という意味を含む。
Ex: You better get going!
   (君は、もう行ったほうがいいよ!)

Translation

英文と比較して内容をしっかり確認しましょう。

F: 来てくれてありがとう。じゃあ、ちょっときつい仕事をやりたいかしら?

M: もちろん、だけど、こういう仕事にはプロを雇うべきだと思わないの?
いや、出来るけどさ・・・

F: 何を言ったいるの?あなたは、あっという間にあれを直してしまうわよ。
それに、あの疑わしい配管工達は信用してないの。特に、仕事場の
彼らを、隠しカメラで監視している、この間の夜にテレビでやっていた
ドキュメンタリーの後にはね。

M: ああ、だけど、全ての配管工達が、ごまかしてるって訳じゃないよ。
いろいろ聞いて回ってみると、友達が、誰か紹介してくれるよ。

F: まあ、今あなたがここにいるから、ちょっと見てみたらいいわ。
トイレよ。とにかく、あの失礼なダニエルスさんの後には、他の配管工は
雇いませんから。

M: 何を言ってるの?!彼は、良いよ!

F: 彼はあらゆる迷惑なことをやってくれたわ、彼の汚い作業用ブーツで、
ここへのろのろ入ってきたし、電話を使わせてって頼んだし・・・
彼はかなり思い上がっているのよ。

M: 俺の意見とは、違うね。ダニエルスさんは、去年、家のトイレで、良い
仕事をしてくれたんだ、全く問題ないよ。

F: あらっ、気をつけて、マット。靴を脱いでちょうだい。

M: この後に、お茶とケーキがなかったら、やだな〜・・・