Lesson 728
ゴールデンウィークに海外旅行に行く人も行かない人も、いざという時の旅行のために、空港でチェックインする際のフレーズをおさえておきましょう。今回から3回続けて、旅行会話をとりあげます。
繰り返し聴いて英語の自然なリズムを身につけましょう。
Dave, with his wife, is at a check-in counter in an airport.
Dave: Hi.
Check-in counter clerk: Hi…do you have any luggage to check?
Dave: Yes…these two suitcases.
Check-in counter clerk: OK. Both to Heathrow, right? Do you have any seat preference?
Dave: Yes. Can we sit in the front and have one of our seats on the aisle?
Check-in counter clerk: OK…here are your boarding passes, and your passports. The boarding time is 13:50. The gate number 38.
Dave: Thank you. Um…could you make one of our meals vegetarian?
Check-in counter clerk: Sure. Is it for you, Mr. Mcguire?
Dave: No, for my wife.
Check-in counter clerk: OK…have a nice day.
そのまま使える便利なフレーズを覚えましょう。
Do you have any luggage to check?
(お預かりするお荷物はございますか。)
checkには「荷物を(空港カウンターなどに)預ける」という意味があります。check inと言っても同じです。最近は機内に持ち込める物にもかなり制限が出てきました。そんな時に「これも預けなくちゃいけないんですか」と聞くのなら、Do I have to check this (in), too?と言います。ちなみに、英語の授業で「荷物」を表す英単語はイギリスがluggage、アメリカがbaggage(いずれも不可算)と教わった方も多いと思います。もともとはその通りなのですが、今ではこの単語に関しても英米の境界線がかなり薄れてきている感じがします。「手荷物」は英米関係なくhand luggage(不可算)と言い、hand baggageとは言いません。
Both to Heathrow, right?
(どちらもヒースローまででよろしいですね?)
Heathrowは正式にはLondon Heathrow Airport (LHRとよく略されます)と言います。成田が「東京」にないのと同じように、Heathrowもロンドン市内ではなく、ロンドンの西にあるHayesという街に位置しています。
Do you have any seat preference?
(席のご希望はございますか。)
座席の希望はこのように聞かれます(注:preference=好み)。こう聞かれたら、in the front(前の方)、at the back(後ろの方)、a window seat(窓側の席)、an aisle seat(通路側の席)、adjacent seats(隣り合わせの席)、a seat away from the restroom(化粧室から離れている席)などと言います。どこでもいいのなら、No. Any seat is fine.(いいえ。どんな席でもいいです)と言います。
Um…could you make one of our meals vegetarian?
(えっと…一人は食事をベジタリアンにしてもらえますか。)
ベジタリアンにしてほしい、子どもの食事は大人用にしてほしい(Can my son have a meal for adults, too?)、赤ちゃん用にオムツを用意してほしい(Can we have some diapers for our baby?)、などという希望はチケットを予約する際にもできますが、念のため、カウンターでもう一度確認しておきましょう。
英文と比較して内容をしっかり確認しましょう。
デイブは妻と一緒に、空港のチェックイン・カウンターにいる。
D: こんにちは。
C: いらっしゃいませ…お預かりするお荷物はございますか。
D: はい…このスーツケース2つです。
C: かしこまりました。どちらもヒースローまででよろしいですね?席のご希望はございますか。
D: はい。前の方で、一人は通路側にしてもらえますか。
C: かしこまりました…ではこちらが搭乗券と、それからパスポートです。搭乗時刻は13:50です。ゲート番号は38になります。
D: ありがとう。えっと…一人は食事をベジタリアンにしてもらえますか。
C: もちろんです。マグワイヤ様、ご本人様用ですか?
D: いえ、妻用です。
C: かしこまりました…よい1日をお過ごし下さい。
英語では何と言うでしょう?
はじめまして,小泉さん。