Lesson 734
コンタクトレンズのことを日本語ではよく「コンタクト」と言いますが、では、ネイティブは日常的にはなんと呼んでいるのでしょう?「近視」「使い捨てコンタクト」「連続装用コンタクト」「カラーコンタクト」そして「遠近両用コンタクト」まで、全て英訳をお教えします。
繰り返し聴いて英語の自然なリズムを身につけましょう。
Claire and her colleague Ken are talking at the office.
Claire: Hi Ken! You’re wearing glasses! Are they real?
Ken: What do you mean?
Claire: I didn’t know you were short-sighted.
Ken: I usually wear contacts.
Claire: Ah, that’s why. Are yours disposable?
Ken: Well, yeah. I replace them every two weeks.
Claire: I heard there are multifocal contacts, too.
Ken: Really? So I won’t have to be spectacled even when I get older.
そのまま使える便利なフレーズを覚えましょう。
I didn't know you were short-sighted.
(あなたが近視だったなんて知らなかったから。)
「近視」はshort-sighted、「遠視」はlong-sighted、「弱視」はpartially-sighted。「乱視」はastigmatism。
I usually wear contacts.
(ふだんはコンタクトだからね。)
コンタクトレンズは正式にはcontact lenses(一対を指す場合は複数であることに注意)ですが、日常的にはcontacts(こちらも一対であれば複数)と言います。
Are yours disposable?
(あなたのは使い捨てなの?)
disposableは「使い捨ての」という意味の形容詞。同じスペリングで「使い捨てのもの」という名詞もあります。
Ex) These are disposables.
(これは使い捨て[コンタクト]なんだ。)
I replace them every two weeks.
(2週間おきに新しくするんだ。)
2週間の連続装用のコンタクトのことはこのように言えます。
I heard there are multifocal contacts, too.
(遠近両用のコンタクトもあるって聞いたわ。)
multifocalは「多焦点の」という意味。したがってmultifocal contactsで「遠近両用コンタクト」となります。ちなみに、カラーコンタクトはcolor contacts、(従来型の使い捨てでない)コンタクトはregular contactsと言います。「カラコン」(カラーコンタクトのこと)は日本語ならではの略語ですから、英語ではありません。
I won't have to be spectacled even when I get older.
(年をとってもメガネをかけなくてすむんだ。)
be spectacledで「メガネをかけている」。ちょっと固い言い方です。
英文と比較して内容をしっかり確認しましょう。
クレアと同僚のケンはオフィスで話をしている。
C: あら、ケン!メガネかけてるのね!それって、本物?
K: どういうことだよ?
C: あなたが近視だったなんて知らなかったから。
K: ふだんはコンタクトだからね。
C: なるほどね。あなたのは使い捨てなの?
K: うん、まあね。2週間おきに新しくするんだ。
C: 遠近両用のコンタクトもあるって聞いたわ。
K: 本当?じゃあ、年をとってもメガネをかけなくてすむんだ。
英語では何と言うでしょう?
順調です。