Lesson 763
「どちらにお勤めですか」「勤め先」など、日常会話で何気に使う「勤め」という言葉。英語ではなんというのでしょう。
繰り返し聴いて英語の自然なリズムを身につけましょう。
Claire is talking with her husband Dave about his nephew, Steve.
Claire: So, Steve left school at last, huh?
Dave: Yeah.
Claire: Has he got a job now?
Dave: Yeah, he works for…um…what was the name…a pretty famous bank.
Claire: You’re not interested.
Dave: No, it’s just that I was surprised. He always said he’d never have a corporate job.
Claire: Usually, when people are surprised at something, they remember details like the name of the employer.
Dave: Yeah, it was one of the unusual cases.
そのまま使える便利なフレーズを覚えましょう。
So, Steve left school at last, huh?
(それで、やっとスティーブは卒業したわけだ?)
この場合のleaveは単に「学校を後にして家に帰る」という意味ではなく、「(半永久的に)いなくなる」つまり卒業する、という意味です。
No, it's just that I was surprised.
(そうじゃなくて、びっくりしたんだよ。)
こういう場合のit's just thatは、直前に言ったことを打ち消す形で「いや、どういうことかと言うとね」と言いたい時に使います。
He always said he'd never have a corporate job.
(勤めには絶対につかない、って言っていたものだから。)
「勤め仕事」は、a corporate / company job と言います。「お勤めをしている」ならhave a corporate / company job です。
Usually, when people are surprised at something, they remember details like the name of the employer.
(普通はね、人は何かに驚くと、勤め先の名前とか、そういった詳細って覚えてるものよ。)
the name of the employerは直訳では「雇い主の名前」ですが、この訳のように「勤め先の名前」と訳す方が多いかもしれません。
Ex) What's the name of your employer?
(勤め先の名前は?)
英文と比較して内容をしっかり確認しましょう。
クレアは夫のデイブと、甥のスティーブについて話をしている。
C: それで、やっとスティーブは卒業したわけだ?
D: そうだね。
C: 仕事してるの?
D: うん、えっと…名前なんだっけ…けっこう有名な銀行だよ。
C: 興味ないんだ。
D: そうじゃなくて、びっくりしたんだよ。勤めには絶対につかない、って言っていたものだから。
C: 普通はね、人は何かに驚くと、勤め先の名前とか、そういった詳細って覚えてるものよ。
D: そうだね、今回は、普通じゃないケースだったんだよ。
英語では何と言うでしょう?
順調です。