Lesson 787
21世紀文化の代表選手とも言える、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)。世界的に爆発的なユーザーを誇る Facebookに関する言葉が登場です。
繰り返し聴いて英語の自然なリズムを身につけましょう。
Claire and her husband Dave are talking.
Claire: Honey, are you Facebooking again?
Dave: What do you mean by “again”?
Claire: You always seem to be doing it.
Dave: I’m not.
Claire: I found this interesting word on the net the other day … Facebook narcissism.
Dave: Doesn’t sound very nice.
Claire: It means “an extreme interest in your own life, appearance and problems, caused by obsessive use of Facebook.”
Dave: So?
そのまま使える便利なフレーズを覚えましょう。
Honey, are you Facebooking again?
(ねえ、またフェイスブックしてるの?)
Facebookは「フェイスブックに書き込む、内容をアップする、読む」という意味の動詞にもなっています。フェイスブックはもともと固有名詞なので、Fは大文字ですが、facebookingといった具合に小文字で使うこともあります。
Facebook narcissism
(フェイスブック・ナルシシズム)
定義は、次のクレアのセリフにあるように、「フェイスブック中毒のために、自分の生活や見た目、自分自身の問題に非常なる興味を抱くこと」(マクミラン辞書からの引用)のことです。Facebookにはまるあまり、自分の身の回りのことに関心が増して、ほとんど「ナルシシズム(自己陶酔)」の境地に達していることを指します。また、そのような状態にある人のことをFacebook narcissistと呼びます。
英文と比較して内容をしっかり確認しましょう。
クレアと夫のデイブが話をしている。
C: ねえ、またフェイスブックしてるの?
D: 「また」ってどういうことだよ?
C: いっつもやってるご様子だから。
D: してないよ。
C: この間、ネットでおもしろい言葉を見つけたのよ…フェイスブック・ナルシシズムってね。
D: あまり気分のいい言葉じゃないね。
C: 「フェイスブック中毒のために、自分の生活や見た目、自分自身の問題に非常なる興味を抱くこと」って意味ですって。
D: それで?
英語では何と言うでしょう?
お休みになれましたか?