Lesson 608
Ken and his colleague Claire are talking at the office. He looks absent-minded.
繰り返し聴いて英語の自然なリズムを身につけましょう。
Ken and his colleague Claire are talking at the office. He looks absent-minded.
Claire: Ken! Wake up!
Ken: Oh…yes. Sorry, I was thinking…
Claire: That’s unusual.
Ken: No, actually, I’ve been feeling a bit funny these days.
Claire: Funny…how?
Ken: I wouldn’t say I’m depressed, but I just don’t feel right on gloomy days like this. It might be seasonal affective disorder.
Claire: What’s seasonal…what?
Ken: Seasonal affective disorder, often shortened as SAD. It’s a mood disorder, where sufferers experience depressive symptoms in miserable weather like this. People like me would just feel all right in plenty of sun.
Claire: I think I’ve heard of it before. Come to think of it, it’s only natural for humans to long for solar exposure. We are all animals, after all.
そのまま使える便利なフレーズを覚えましょう。
Ken! Wake up!
(ケン!起きて!)
日本語では、ぼーっとしている人に向かって「起きて!」とはまず言いませんが、英語ではよくWake up!と言います。
I was thinking…/That's unusual.
(考え事してた…/めずらしいわね。)
これも、英語独特のやりとりのひとつです。日本語で、誰かが「考え事してて…」と言った場合に「めずらしいわね」と切り返すというのはちょっと珍しい(無礼?)ですが、英語ではこのテのジョークとも言えないほどの軽口のやりとりはよくあります。英語の感覚って、このレベルになると本当に難しいです…。
It might be seasonal affective disorder.
(これって季節性情動障害かもしれないな。)
seasonal affective disorder(略してSAD)は、今回の会話でも紹介しましたが、どんよりと曇ったり雨の降る日にはうつのような症状になる「障害」(disorder)のことです。たいていの人は、十分に日光を浴びると治るとされています。どんよりした日は確かにゆううつな気分になりますよね。
disorderは「〜障害」のこと。最近はこの言葉もよく耳にするようになりました。いちばん有名なところでeating disorderでしょうか。「摂食障害」のことですね。
Come to think of it,
(考えてみれば、)
重宝するフレーズです。是非覚えてください。
英文と比較して内容をしっかり確認しましょう。
ケンと同僚のクレアはオフィスで話をしている。ケンは心ここにあらずといった風だ。
C: ケン!起きて!
K: ああ…うん。ごめん、考え事してた…
C: めずらしいわね。
K: いや、実はさ、ここのところちょっと変なんだ。
C: 変って…どういう風に?
K: 落ち込んでいるとは言わないけど、今日みたいなどんよりした日はしゃきっとしないんだよね。これって季節性情動障害かもしれないな。
C: 季節…何とやらって何?
K: 季節性情動障害、よく略してSADとも言われるんだ。一種の「気分障害」でね、こういうゆううつな天気だとうつっぽい症状が起きるんだ。僕みたいな人は十分に太陽を浴びると普通に戻っちゃうんだけど。
C: 前に聞いたことある気がするわ。考えてみれば、人間が太陽を浴びたいと願うのは当然のことよね。結局私たちだって動物なんだから。
英語では何と言うでしょう?
ええ,おかげさまで。