つかえる英会話Daily / Travel

Lesson 704 中級

Excuse usって使ってますか?

Excuse meと言えるのはあたりまえ。でもExcuse usは…?そもそもExcuse usって正しい英語なの?

Dialog

繰り返し聴いて英語の自然なリズムを身につけましょう。

Claire and her colleague Ken are having a break at a coffeehouse, waiting in front of its bar counter to pick up their drinks.

Barista: A non-fat latte and a double espresso on their way!

Ken: That’s ours…(goes to the counter and picks up the drinks) thank you.

Claire: Oh, thanks, Ken. It’s always crowded here, isn’t it? (Trying to push through the crowd) Excuse us…sorry.

Ken: Let me grab a table over there. (They both get seated) Well, at last, we can breathe.

Claire: It’s been a busy day…(sips her latte) it doesn’t taste like non-fat. Excuse me, Ken, I’ll go ask them. (To the barista) Excuse me, I don’t think it’s non-fat…could you double-check?

Barista: (Checks the drink) It is non-fat latte, ma’am. I’m positive.

Claire: Oh, I’m sorry. Too much work has spoilt my taste!

Explanations

そのまま使える便利なフレーズを覚えましょう。

A non-fat latte and a double espresso on their way!

(ノンファット・ラテとダブル・エスプレッソもうすぐお出しします!)
on one's wayは「〜が近づいている」という意味。電話などでI'm on my wayと言えば「そちら(話している相手のいる方)に向かっています」という意味ですが、店などで… on its/their wayと言えば「もうすぐ(ご注文の品が)出来上がります」という意味。ただ、お客さんが「注文の品、まだですか」と聞く場合にはon one's wayはあまり使いません。例えば「スープ、まだですか」ならIs my soup going to be ready anytime soon?(注文したスープはもうそろそろできますか)となります。

Excuse us…sorry.

(すみません…ごめんなさい。)
実際人ごみをかき分けているのはクレアだけですが、通ろうとしているのはクレアとケンの二人(複数)なのでexcuse meがexcuse usに変わるのです。続いてsorryと言っているのはおそらく誰かにぶつかってしまったからですね。

Well, at last, we can breathe.

(ま、やっとこれで一息つけるね。)
こういう場合のbreatheは「一息つく、ほっとする」という意味です。

Excuse me, Ken, I'll go ask them.

(ごめんなさい、ケン、きいてくるわ。)
excuse meはもちろん、このように「ちょっと席を外します、すみません」という意味でも使います。

Could you double-check?

(確認していただけます?)
double-checkは「再度確認する、念を入れる」ということ。西洋社会では自分の身は自分で守る、があたり前…なのでお店などで自分の注文したものと運ばれてきた物とが違った場合、Could you double-check?と臆せずきいてみましょう。

Translation

英文と比較して内容をしっかり確認しましょう。

クレアと同僚のケンはコーヒー店で休憩中。バーカウンターの前でオーダーしたドリンクを待っているところだ。

バリスタ(エスプレッソなどのドリンクを作る人): ノンファット・ラテとダブル・エスプレッソもうすぐお出しします!

K: 僕たちのだね…(カウンターに行ってドリンクを引き取る)ありがとう。

C: あ、ありがとう、ケン。ここっていつも混んでるわよね。(人ごみをかき分けようとしつつ)すみません…ごめんなさい。

K: あそこのテーブルをとってくるよ。(二人とも席につく)ま、やっとこれで一息つけるね。

C: 忙しい一日だわ…(ラテを一口飲む)これ、ノンファット(無脂肪)って味がしないわ。ごめんなさい、ケン 、きいてくるわ。(バリスタに)すみません、これ、ノンファットじゃないと思うんですけど…確認していただけます?

B:(ドリンクをチェックして)これはノンファットです。まちがいありません。

C: あら、ごめんなさい。仕事し過ぎて味覚がへんになっちゃったんだわ!