Scene 9-8 Here, There and Everywhere
After an eleven hour bus journey, Ellie and Gordon have arrived in Phoenix, Arizona. It is 9:55pm.
繰り返し聴いて英語の自然なリズムを身につけましょう。
Gordon: Come on Ellie, hurry! The guide book says that the youth hostel
closes its doors at ten so we’ve got to hoof it!
Ellie: I wonder if the buses are still running.
Gordon: Here’s a timetable. Oh damn, the last bus left five minutes ago.
Ellie: Just our luck.
Gordon: Well, let’s not muck around then. We’ll have to go by taxi.
Ellie: I guess we have no choice. There’s a cab over there. Flag it down!
TaxidriveRick: Hi there.
Ellie: Hi, could you take us to the youth hostel on Eighth Street please?
Taxi driver: Sure lady. Hop in.
Ellie: We’re in a hurry. Can you get us there in five minutes?
Taxi driver: I’ll do my best.
Ellie: Thanks. (to Gordon) I hope we get there in time. What are we
going to do if the doors are closed?
Gordon: We’ll just have to try and find another place to stay then.
I’m starting to wish now that we hadn’t cancelled our hotel
reservations.
Ellie: We had no choice though. We can’t afford that place on the budget
we’re on now. I just wish you’d been able to get through to the
youth hostel during our rest stop.
Gordon: Yeah, I don’t know what the story was with that. I dialled for
fifteen minutes and it was busy the whole time.
Ellie: The desk clerk probably likes to talk. Oh no, it’s five past.
I hope it’ll be OK.
Taxi driver: Here you go folks, the youth hostel. That’s $5.20.
Ellie: Thanks. Keep the change.
Gordon: I think we’re in luck. The doors are open!
Ellie: No! That lady’s just closing them. Run!
Gordon: Excuse me! Can we still check in?
Clerk: Sure, you’re just in time. I was just closing up.
Gordon: Thanks!
Ellie: Phew, that was a close call!
To be continued
そのまま使える便利なフレーズを覚えましょう。
The guide book says the youth hostel closes its doors at ten so we've got to hoof it!
(ガイドブックによると、ユースホステルのドアが、10時に閉まるらしいから、急がないと!)
“hoof it”はこの場合「走る、早く歩く、急ぐ」という意味。その他
「一目散に逃げる、(軽やかに)踊る、テクテク歩く」という意味もある。
名詞“hoof”は「(牛・馬などの)ひづめ、ひづめのある足」という意味
なので、“hoof it”は「馬が走るように早く動く」というニュアンスが
ある。
Ex: I hoofed it to the station and caught the last train.
(私は、駅まで走って、終電に乗った。)
Well, let's not muck around then.
(じゃあ、ウロウロするのはやめよう。)
“muck around”は「のらくら過ごす、ウロウロする、ぶらつく、ブラブラ
して時間を潰す」という意味。その他「ふざける、(人・物を)いい加減
に扱う、いらいらさせる、困らせる」という意味もある。名詞“muck”は
「汚物、ゴミ、泥、堆肥」という意味がある。
Ex: Stop mucking around and help me with the cleaning!
(のらくらするのを止めて、掃除を手伝ってよ!)
Flag it down!
(タクシーを止めて!)
“flag 〜 down”は「手を上げて〜(タクシーなど)を止める」という意味。
“flag down”は「停止させる、メーターを倒す、旗を振って〜を止める」と
いう意味。その他“flag”を使ったイディオムには、“flag up”「警告
する」、“lower one's flag”「降参する」、“with flags flying”
「意気揚々と」などがある。
Ex: We'll have to try and flag down someone to help us fix the car.
車の修理を手伝ってくれる人を止めてみるしかない。
I just wish you'd been able to get through to the youth hostel during our rest stop.
(休憩の停車の間に、ユースホステルに連絡がつけば良かったのに。)
“get through”はこの場合「連絡がつく、連絡を取る」という意味。
その他、「通過する、理解させる、合格する、(法案が)可決する、
やり終える、終了する、使い果たす、染み込む、切り抜ける」など様々
な意味がある。「連絡がつく、連絡を取る」という言い方には、“get
a connection”, “contact”, “reach”などもある。
Ex: I couldn't get through to you last night.
(昨日の夜、君の電話につながらなかった。)
Yeah, I don't know what the story was with that.
(そうだな、一体どういうことか分かんないよ。)
“story”は「話、物語」という意味だが、“What's the story?”という
疑問文になると「何があったの?、一体どうしてそうなるの?、
どうしたの?」という意味になる。
Ex: You didn't show up for class. What's the story?
(授業に来なかったね。どうしたの?)
Phew, that was a close call!
(ふー、間一髪だったわね!)
“close call”は「危機一髪、間一髪」という意味。“have a close
call”は「九死に一生を得る、危機一髪で助かる」という意味。“close
shave”という同義語もあり、これは、理容師見習いが客のひげを剃る時
に、慣れていないため危うく深剃りして傷を負わせそうになることに
由来する表現。
Ex: We almost missed the last train. That was a close call!
(もう少しで、終電を逃すところだった。危機一髪だったね!)
英文と比較して内容をしっかり確認しましょう。
G: ほら、エリー、早く!ガイドブックによると、ユースホステルのドアが、
10時に閉まるらしいから、急がないと!
E: まだバスが走っているかしら。
G: 時刻表がある。あー、くそっ、最終バスが5分前に出ちゃったよ。
E: ついてないわね。
G: じゃあ、ウロウロするのはやめよう。タクシーで行かないと。
E: 仕方ないわね。あそこにタクシーがいるわ。タクシーを止めて!
Taxidriver: はい、どちらまで。
E: あの、8番通りのユースホステルまで行ってもらえますか?
T: もちろんですよ、お嬢さん。お乗り下さい。
E: 私達急いでるんです。そこまで、5分で連れて行ってもらえますか?
T: 全力を尽くしてみますよ。
E: ありがとう。(ゴードンに向かって)時間に間に合うように、着けば良い
けど。もし、ドアが閉まっていたら、私達どうするの?
G: ただ、他に泊まる所を見つけるしかないな。俺たちのホテルの予約を
キャンセルしなければ良かったと、今思い始めてるよ。
E: 仕方なかったじゃない。今の私達の予算じゃ、あそこには泊まれないの。
休憩の停車の間に、ユースホステルに連絡がつけば良かったのに。
G: そうだな、一体どういうことか分かんないよ。15分も電話を掛けたのに、
ずっと話中だったんだ。
E: 多分、フロント係りが話し好きなのよ。あらっ、5分過ぎてる。大丈夫
だと良いけど。
T: はい、どうぞ、ユースホステルですよ。5ドル20セントです。
E: ありがとう。おつりは結構です。
G: 俺たち、ついてるみたいだ。ドアがまだ開いてる!
E: 違うわよ!あの女性が、ちょうど閉めているの。急いで!
G: すみません!まだチェックインできますか?
Clerk: もちろん、良いところにきたわね。ちょうど閉めていたところよ。
G: ありがとう!
E: ふー、間一髪だったわね!
つづく
英語では何と言うでしょう?
仕事の調子はどうですか?