Scene 34
Sharon is talking to her mother on the phone. They've been talking about their plan for a monthlong trip to Greece.
繰り返し聴いて英語の自然なリズムを身につけましょう。
Mother: But sweetie, will it be all right to take such a long vacation? What about your work?
Sharon: Well, I wasn’t actually going to tell you about this, in case you worry…but now that you’ve asked, I’ve got to tell you. I quit my job. You see, I kept asking myself if the job really fit me, and I realized it was about time I moved on.
Mother: Well, sweetie, if you’re happy about your own decision, Mommy is not in the least worried. You’re one smart little lady, and I’m sure you know that I have faith in you.
Sharon: Oh, that kind of makes me feel easy.
Mother: Oh, Sharon, you’re not going to say you might have changed your mind if I had contradicted your idea?
Sharon: No, of course not. It’s just that I’ve been through a lot since I left your place, and I wanted to make double sure I made the right choice.
Mother: As I have always said, everything…
Mother&Sharon(in chorus): Everything you do will be rewarded sooner or later.
Mother: There you go!
そのまま使える便利なフレーズを覚えましょう。
Now that you've asked, I've got to tell you.
(聞かれたからには言わなくちゃね。)
now that…は「今や…だから、…からには」という意味。注意しなければいけないのは、now thatはifのような接続詞的な役割を果たすので、その後に続く節(今回の場合はI've got to…以下)の前にandやsoは要らないということ。Now that を使ったフレーズでよく使うのはnow that you mention it。「そう言われてみると」という意味です。
Ex) Now that you mention it, she's been funny lately.
(言われてみれば、彼女は最近おかしいわね。)
I kept asking myself if the job really fits me.
(あの仕事が自分に本当に向いているかずっとわからなかった。)
fit someoneで「誰々に(仕事などが)向いている」。be suitable for someoneと言っても同じ意味ですね。
Mommy is not in the least worried.
(ママはこれっぽっちも心配しないわ。)
not in the leastは「ちっとも、少しも」という意味。not in the least単体だけでも使えます。
Ex) Were you nervous at the exam?---Not in the least.
(試験では緊張した?---全然。)
That kind of makes me feel easy.
(そう言ってくれるとちょっと気が楽になるわ。)
kind ofはこのように副詞としても使えます。日本語でいう「〜みたいな」というニュアンスを含みます。
I've been through a lot since I left your place.
(ママのところを出てから私も色々あったからね。)
be through a lotで「色々経験する、苦労する」という意味。
I wanted to make double sure I made the right choice.
(自分が正しい選択をしたか、ちゃんと確認したかったのよ。)
make sure(確認する)は知っていても、make double sureというのは聞き慣れない、という人も多いのでは?make sureをdoubleで行う、つまり、「本当に本当かどうか確認する、再確認する」といった意味になります。このmake sureとmake double sureの関係はcheckとdoublecheck(再確認する)の関係に似ています。
There you go!
(そうそう、その調子!)
意外に難しいのが、このテのシンプルな表現。There you go.は、相手がしつこく同じようなことを言ってきた時に「まーた始まった」といらだちを表現することもできますし、今回のように「ほらね、わかってるじゃない、その調子」と相手を激励する時にも使います。There it is.とはこういう場合まず言わないので、混乱しないようにしてください。
英文と比較して内容をしっかり確認しましょう。
シャロンは母親と電話で話をしている。二人は1ヶ月のギリシャ旅行の計画について話している。
M: でもあなた、そんなに長い休暇をとって大丈夫なの?仕事はどうするの?
S: あのね、もしかして心配させるといけないから、これは実は言わないでおこうと思っていたんだけど…でも聞かれたからには言わなくちゃね。仕事、やめたの。実はあの仕事が自分に本当に向いているかずっとわからなかったのよ、それでそろそろ先に進んだ方がいいと思って。
M: あなたが自分の決断に納得しているのなら、ママはこれっぽっちも心配しないわ。立派な大人なんだし、あなたのことを信頼してるってわかってると思うけど。
S: ああ、そう言ってくれるとちょっと気が楽になるわ。
M: あらシャロン、まさか私が反対したら気持ちが変わったかもしれないなんて言うんじゃないでしょうね?
S: まさか。でもママのところを出てから私も色々あったからね、自分が正しい選択をしたか、ちゃんと確認したかったのよ。
M: いつもママが言うようにね、何事も…
M&S(声を揃えて): 何事も遅かれ早かれ報われるのよ。
M: そうそう、その調子!
英語では何と言うでしょう?
順調です。