Scene 49
Maria and her friend Sharon are chatting at a cafe.
繰り返し聴いて英語の自然なリズムを身につけましょう。
Maria: Sharon! Your nails are beautiful! The color gradient is so neat…and look at those tiny flowers! You didn’t do it yourself, did you?
Sharon: No way. I tried this new nail salon, which does beautiful Calgel art.
Maria: Calgel? What’s that?
Sharon: Calgel is…um…a very healthy, strong version of nail polish…if you know what I mean. It lasts for roughly 4 weeks, and it won’t crack, chip or peel. And it won’t damage your natural nails.
Maria: Sounds like a magic trick to me.
Sharon: It is a kind of magic, actually. The best part is it has virtually unlimited possibilities in terms of design and color. Your nails would be likened to a canvas, and Calgel to paints. You…well, not you, but nailists mix them to come up with any nuanced color.
Maria: Sounds fascinating, but isn’t it expensive?
Sharon: It depends where you get it done.
Maria: Do you think I can still bite my nails with Calgel on?
そのまま使える便利なフレーズを覚えましょう。
No way.
(まさか。)
「まさか」「よしてよ」という意味で、カジュアルな会話では非常によく使われます。今回の文脈ならWho do you think I am?(私がそんなことをできる人だと思う?)と言ってもいいですね。
Calgel
(カルジェル)
今女性の間で流行の「カルジェル」。今回の会話でだいたいのところは説明しましたが、要するに、従来のマニキュアよりもずっと持ちがよく、マニキュアと違って、色々な色を自由自在に混ぜることができるので、ネイルアート界では革命的とされています。ただ、普通のマニキュアと違って、自分で落とせないのが難ですけれど。
The best part is it has virtually unlimited possibilities in terms of design and color.
(いちばんいいのは、カルジェルはデザインや色という点でほとんど無限の可能性を持っているってこと。)
The best part is…(いちばんいいのは…)は、今回のように「技術」や映画や本などについて人に説明する際に「私がいちばん好きなのはね」という感じでよく使われます。
Ex) The best part was when the hero came back to his family.
(いちばんよかったのは、主人公が家族のもとに帰ってきたところよ。)
virtuallyは「実質上」という意味。practicallyと言っても同じです。
Nailists mix them and can come up with any nuanced color.
(ネイリストが「絵の具」を混ぜてどんなニュアンスの色でも作ることができるのよ。)
come up withは「(アイディアなどを)思いつく」「用意する」という意味。ゼロから何かを出してくる、作り出す、というニュアンスがあります。
It depends where you get it done.
(どこでやるかによるわよ。)
it dependsの後に普通の名詞が来るとit depends on…と言わなければなりませんが(It depends on your way of doing it.「あなたのやり方次第よ」)、今回のようにwhere(あるいはwho, howなど)が来る場合にはonは省略してもかまいません。
Ex) It depends how you do it.
(あなたのやり方次第よ。)
英文と比較して内容をしっかり確認しましょう。
マリアと友人のシャロンはカフェでおしゃべりをしている。
M: シャロン!あなたの爪きれい!グラデーションがとってもすてき…それにこのちっちゃな花!自分でやったんじゃないわよね?
S: まさか。新しいネイルサロンに行ってみたんだけどね、そこってきれいなカルジェルをやってくれるのよ。
M: カルジェル?それって何?
S: カルジェルって言うのはね…うーん…マニキュアのすごく健康的で頑丈なバージョンなのよ…私の言ってる意味、わかる?ほぼ4週間は持つし、ひびも入らないし先がとれることもないし、剥げないのよ。 それに、自爪を傷つけないしね。
M: なんだか手品みたいね。
S: ある意味手品だわよ。いちばんいいのは、カルジェルはデザインや色という点でほとんど無限の可能性を持っているってこと。爪がキャンバスで、カルジェルが絵の具みたいなものだから。あなた…あ、あなたじゃないわね、じゃなくてネイリストが「絵の具」を混ぜてどんなニュアンスの色でも作ることができるのよ。
M: すごいね、でも高いんでしょ?
S: どこでやるかによるわよ。
M: カルジェルをつけた状態で爪をかんでもいいのかしら?
英語では何と言うでしょう?
ひとまず失礼します。