Scene 177
そういえば最近少なくなった「緑のおばさん」(正式には学童擁護員と言うのだそうです、要するに、通学路上に立って子どもたちの安全確保にあたってくれる人のことです。「緑のおじさん」というのもありますが。)実は、英語にも「緑のおばさん」ってあるんです。
繰り返し聴いて英語の自然なリズムを身につけましょう。
Claire is talking with a Japanese woman, Yoko. They’re looking at Claire’s old album.
Claire: And this is when I was seven.
Yoko: Gosh, you’re so cute. Who’s this? Your grandmother?
Claire: No, this is what British people call a “lollipop lady.”
Yoko: Lollipop? What’s that?
Claire: In America, we say a “crossing guard.” I love the British version. It sounds cute.
Yoko: Oh, in Japan, it’s called a “green lady,” because of the color of the lady’s clothes. But why “lollipop”?
Claire: I think it comes from the shape of the sign she carries.
Yoko: Interesting!
そのまま使える便利なフレーズを覚えましょう。
But why "lollipop"?---I think it comes from the shape of the sign she carries.
(でも、どうして「ロリポップ(棒つきキャンデー)」なの?---女性の持っている標識の形から来てるんじゃないかしら。)
lollipop lady(イギリス版「緑のおばさん」)はクレアが言うように、どうやら、交通指導をする際にladyの持っている標識が棒つきキャンデーに似ているところから、そう呼ばれているようです。lollipop ladyの映像はこちら
lollipop
manまたはwomanとも言うようですが、いちばんポピュラーなのはladyのようです。そして、会話にもあったように、アメリカではcrossing guardと呼びます。
英文と比較して内容をしっかり確認しましょう。
クレアは日本人女性のヨーコと話をしている。2人はクレアの昔のアルバムを見ている。
C: それで、これが7歳のとき。
Y: わぁ、すっごくかわいい。これは誰?おばあちゃま?
C: ううん、イギリス人が言うところの「ロリポップ・レディー」よ。
Y: ロリポップ?何それ?
C: アメリカでは「クロッシング・ガード(横断歩道などを渡る際に擁護してくれる人、つまり「緑のおばさん」)って言うんだけどね。私はイギリス版が好きなの。響きがかわいいでしょ。
Y: なるほどね、日本では「緑のおばさん」っていうのよ、おばさんの着ている服が緑色だから。でも、どうして「ロリポップ(棒つきキャンデー)」なの?
C: 女性の持っている標識の形から来てるんじゃないかしら。
Y: おもしろいのね!
英語では何と言うでしょう?
仕事の調子はどうですか?