Scene 35
Maria and her friend Sharon are chatting at a cafe.
繰り返し聴いて英語の自然なリズムを身につけましょう。
Maria: Hey, Sharon. Did you see the woman who has just walked by?
Sharon: Yeah, the one with enormous sunglasses, right?
Maria: Don’t you think she’s beautiful? I wish I had a body like her…narrow waist and thin thighs…She’s like a walking Barbie.
Sharon: Maybe in your next life, Maria. You can’t have everything.
Maria: And you know, what I sometimes think is not fair is that those really pretty girls do have nice personalities, too. How could anyone be given so many gifts?
Sharon: It’s only natural for a pretty being to be nice. Because since her babyhood, she’s been adored and admired by everyone, who constantly told her “You’re such a beauty”. Such a creature can’t end up having a rotten character.
Maria: You might be right…
Sharon: See, Maria, I’m gifted in wisdom, at least.
そのまま使える便利なフレーズを覚えましょう。
narrow waist and thin thighs
(細いウエストに細い太もも)
日本語になるとどちらも「細い」ですが、英語ではそれぞれ違う言葉を使うことに注意してください。
What I sometimes think is not fair is that those really pretty girls do have nice personalities, too.
(私がたまに不公平だなって思うのは、ああいうすっごくきれいな女の子って性格もいいのよね。)
ちょっと構文がわかりづらいかもしれないので、整理しておきましょう。よけいなものを取り除いて、What is not fair is that…(不公平なのは…)ならわかりやすいでしょうか。そのwhatにI sometimes think(私がたまに思うに)というおまけがついてしまっているので、What I sometimes think is not fairが全部、この文の主語ということになりますね。
Such a creature can't end up having a rotten character.
(そんな生き物が性格が悪くなるわけないじゃない。)
end upは「結局〜になる」、rottenはもともと「腐った」という意味ですが、そこから転じて「ひどい」という意味です。
I'm gifted in wisdom, at least.
(私は少なくとも英知はさずけられたってわけ。)
「〜の才がある」という時はbe gifted inあるいはwithを使います。
英文と比較して内容をしっかり確認しましょう。
マリアと友人のシャロンはカフェでおしゃべりをしている。
M: ねえ、シャロン。今歩いて行った女の人、見た?
S: うん、大っきなサングラスをかけてた人でしょ?
M: きれいな人だと思わない?あの人みたいな身体だったらなぁ…細いウエストに細い太もも…歩くバービー人形みたいじゃない。
S: もしかしたら次の世ならあんな体型になれるかもよ、マリア。人間、何もかも手に入れることはできないわよ。
M: でもさ、私がたまに不公平だなって思うのは、ああいうすっごくきれいな女の子って性格もいいのよね。なんで一人の人間があんなにいくつも与えられるわけ?
S: きれいな人が性格がよくなるのはあたり前のことでしょ。だって赤ちゃんの頃からみんなに愛されて憧れられて、みんなに「なんでそんなに美しいんだ」って常に言われて。そんな生き物が性格が悪くなるわけないじゃない。
M: たしかにそうかも…
S: ね、マリア、私は少なくとも英知はさずけられたってわけ。
英語では何と言うでしょう?
まあまあです。