女性の英会話劇場Woman's Story

Scene 37 中級

New friend – No. 1

Maria and her friend Sharon are at a party. Maria is with a gorgeous guy Sharon meets for the first time.

Dialog

繰り返し聴いて英語の自然なリズムを身につけましょう。

Maria: Hi, Sharon! You’re looking great!

Sharon: Oh, Hi! You’re looking super, too.

Maria: This is my friend, Chris. (To Chris) This is Sharon.

Chris: So at last! Maria has told me a lot about you. Very nice to meet you.

Sharon: Great to meet you, too. (Pulls Maria to the side, whispering) You’re not going to tell me he’s your new boyfriend, Maria.

Maria: No—he’s just a friend. I only met him recently, at my friend’s wedding.

Sharon: Will you hook me up? He’s exactly my kind of guy!

Maria: Afraid not. Chris is gay.

Sharon: Oh no! Every perfect man is either taken or gay…

Maria: You still can make friends with him. He’s genuinely nice. He’s at home with everyone he meets. You’ll see.

Explanations

そのまま使える便利なフレーズを覚えましょう。

You're looking great!

(今日の格好、すてき!)

このフレーズは「元気そうね」という意味と「すてきな格好しているじゃない」という意味と両方あります。

Will you hook me up?

(紹介してよ。)

hook upは「つき合うようになる」という意味。もともとは「ホックでとめる、つなぐ」という意味ですから、なんとなくイメージがわきますね。

He's exactly my kind of guy!

(彼、まさに私の好み!)

one's kind of guyで「…の好み」。one's typeと言っても同じです。

Afraid not.

(残念ながらダメよ。)

I'm afraid not.のI'mが省略されています。このように会話ではI'mなど、わかりきっているものはよく省略されます。

Every perfect man is either taken or gay…

(完璧な男って他の人のものかゲイかどっちかなんだから…)

takenには色々な意味がありますね。例えばIs this seat taken?(この席は誰か座っていますか?)など。要するに、物でも人でも、すでに先約済みの場合にはtakenを使えるのです。

He's genuinely nice.

(彼は本当にいい人だから。)

genuineは「本物の」「正真正銘の」という意味。genuinelyで「本当に」 となります。reallyとの違いは何かと言うと、reallyが「現実として」という意味で「本当に」という意味であるのに対し、genuinelyは「まじりけのない」という意味で「本当に」と訳されると言う点です。会話ではよくgenuine nice(すごくいい人)などと言いますが、今回のようにgenuinelyを使うのが文法的には正しいです。genuineには「誠実な」という意味もあります。以下の2文をくらべてください。
Ex) She's genuinely trustworthy.
 (彼女は本当に信用できる。)
  She's a genuine person.
 (彼女は誠実な人だ。)

He's at home with everyone he meets.

(彼は誰とでも仲良くなるのよ。)

be at home withで「誰かと仲良くなる」という意味。誰とでもアットホームに、気取らず、というイメージですね。

Translation

英文と比較して内容をしっかり確認しましょう。

マリアと友人のシャロンはパーティーに来ている。マリアは、シャロンに会わせたことのないステキな男性と一緒にいる。

M: シャロン!今日の格好、すてき!

S: あら!あなたもすてきよ。

M: こちらは友達のクリス。(クリスに向かって)こちら、シャロン。

C: やっと会えたね!マリアからあなたのことは色々聞いてます。はじめまして。

S: こちらこそ、はじめまして、(マリアをわきに寄せて小声で)マリア、まさかあれの人があなたの新しい恋人だなんて言うんじゃないでしょうね。

M: ちがうわよ…彼は単なる友達。つい最近知り合ったの、友達の結婚式でね。

S: 紹介してよ。彼、まさに私の好み!

M: 残念ながらダメよ。クリスはゲイだもん。

S: うそ!完璧な男って他の人のものかゲイかどっちかなんだから…

M: でも友達にはなれるわよ。彼は本当にいい人だから。 彼は誰とでも仲良くなるのよ。今にわかるわ。