Scene 43
Where shall we meet?
繰り返し聴いて英語の自然なリズムを身につけましょう。
Sharon: That Vietnamese place you were talking about the other day…shall we try that?
Maria: Yeah, why not? But that’s…where was it?
Sharon: It says the nearest station is Green Bridge, so why don’t we meet in the station, front end of the platform from the Memorial Park?
Maria: And what time?
Sharon: How about 1:30? People have late lunch on weekends, so when we get there the lunch crowds should be thinning, in-between waves.
Maria: OK. I’ll bring the map, if I can find it, just in case.
Sharon: Yeah…we have so many things in common, but one of them is an incurably terrible sense of direction…
Maria: And we also happen to be those “women who can’t read maps”. I hope the map will help.
そのまま使える便利なフレーズを覚えましょう。
that Vietnamese place
(例のベトナム料理屋さん)
国籍+placeで「〜料理屋」という意味になります。restaurantと言ってもいいですが、会話ではplaceの方がよく使われるように思います。a
It says the nearest station is Green Bridge.
(ここには最寄りの駅はグリーン・ブリッジって書いてある。)
It says…と言うと「(雑誌、手紙、ネットなど、何でも文字が書いてある情報)によると…書いてある」という意味になり、今回のように相手にあえて「何に」書いてあるか、ということを明示しなくても話は通じます。シャロンはこの時、ネットか何かを見ながら話していたのですね。
Why don't we meet in the station, front end of the platform from the Memorial Park?
(ランチの混雑も減ってきてるってことで、ランチとディナーの混雑の間をとってね。)
普通、「駅で」待ち合わせ、というとmeet at the stationと言いますが、今回の場合は「駅の中のホームで」待ち合わせなので、in the stationとなっています。この言い方もそうですが、その後の「進行方向いちばん前」などという表現は言えそうでなかなか言えませんよね…この際覚えてしまってくださいね。
The lunch crowds should be thinning, in-between waves.
(ランチの混雑も減ってきてるってことで、ランチとディナーの混雑の間をとってね。)
in-betweenは「2者の間の」という意味。in-between snackと言えば「間食」となります。今回のwaveは「混雑の波」ということですね。
I'll bring the map, if I can find it, just in case.
(私が、もしも探せたら、地図を持って行くわね、万が一のために。)
「もしも…の時のために」をjust in case…と表現してしまうとその後に続く節の時制などが面倒くさいですが(今回の場合なら just in case we get lost)、just in caseと最後に付け加えれば、文脈から「万が一地図を持って行くのは何のためか」ということがおのずとわかるので楽です。just in caseはこのように、何か言った後に「万が一のことがあるといけないから」と付け足すととても使い勝手がいいのです。
Ex) Take this umbrella with you, just in case.
(万が一雨が降るといけないからこの傘を持って行って。)
We have so many things in common, but one of them is an incurably terrible sense of direction…
(私たちは共通点が色々あるけど、そのうちのひとつは方向感覚が手の施しようがないほどひどいってことよね…)
things in commonは「共通点」。incurableは「治しようのない」。「不治の病」(incurable disease)などに使う言葉です。
英文と比較して内容をしっかり確認しましょう。
シャロンと友人のマリアは、週末のランチの予定について電話で話している。
S: マリアが言っていたベトナム料理屋さんあるじゃない…あそこに行ってみようか?
M: いいわね、そうしようか?でもあれって…どこだったっけ?
S: ここには最寄りの駅はグリーン・ブリッジって書いてあるから、駅の中の、メモリアル・パークからの進行方向いちばん前のホームで待ち合わせしない?
M: 何時に?
S: 1:30はどう?週末はみんなお昼が遅いから、私たちが着く頃にはランチの混雑も減ってきてるってことで、ランチとディナーの混雑の間をとってね。
M: いいわよ。もしも探せたら、地図を持って行くわね、万が一のために。
S: そうね…私たちは共通点が色々あるけど、そのうちのひとつは方向感覚が手の施しようがないほどひどいってことよね…
M: それから、私たちは「地図の読めない女」ときてるもんね。地図が役に立つといいけど。
英語では何と言うでしょう?
コーヒーでも飲んでいきませんか。