Scene 52
Maria and her friend Sharon are talking at Maria's place.
繰り返し聴いて英語の自然なリズムを身につけましょう。
Sharon: Maria, have you ever seriously thought about having kids?
Maria: Not really. Why do you ask?
Sharon: I’ve been thinking about it for some time now…since I started seeing the gynecologist you recommended.
Maria: I’d love to have children one day, but not in the near future, perhaps… I don’t have a wedding plan at the moment, you see.
Sharon: That’s another question, though. How old are your parents now?
Maria: 60 and 62.
Sharon: I don’t want you to take me wrong, but God forbid, if they should die early, wouldn’t you regret not having let them experience the joy of grand-parenthood? Lots of my friends who have kids say their parents became absolutely different people once they became grandma and grandpa.
Maria: Perhaps I should start thinking about my future as a woman, not only as a human being…
そのまま使える便利なフレーズを覚えましょう。
I'd love to have children one day, but not in the near future, perhaps…
(いつかは子どもがほしいけど、でも今すぐにってことはないかな…)
in the near futureで「近い将来」、in the nearest futureで「非常に近い将来」です。気をつけなければいけないのは、「将来に」と言いたい場合にはin futureでもin the futureでもどちらでもいいのですが、nearがつくと必ずその前にtheがつくということ。
That's another question.
(それはまた別の問題よ。)
相手が言ったことに対して「それは話が違う」と言いたい場合に使える表現です。
I don't want you to take me wrong, but God forbid, if they should die early, wouldn't you regret that you should have let them experience the joy of grand-parenthood?
(誤解してほしくないんだけど、そんなことがあっちゃ困るんだけど、もしもご両親が早く亡くなったらね、おじいちゃんおばあちゃんであることの喜びっていうものを経験させてあげればよかったって後悔しない?)
I don't want you to take me wrong.あるいはDon't take me wrong.(誤解しないでね)はよく使います。God forbidは「そんなことがあっては困る」「どうかそんなことが起こりませんように」という意味。今回のように挿入句的に使うか、単独でGod forbid!(そんなことは断じてないわよ!)と使うか、どちらかです。joy of grand-parenthoodはあまり耳にする言葉ではありません。「母になる喜び」のことをjoy of motherhoodというので、そこから作った言葉です。
英文と比較して内容をしっかり確認しましょう。
マリアと友人のシャロンはマリアの家で話をしている。
S: マリア、今まで真剣に子どもを産もうって考えたこと、ある?
M: 特にないな。どうしてそんなこと聞くの?
S: ここのところずっとそんなことを考えてるのよ…あなたが薦めてくれた婦人科のお医者さんにみてもらうようになってから。
M: いつかは子どもがほしいけど、でも今すぐにってことはないかな…結婚の予定も今のところはないしね。
S: それはまた別の問題だけどね。ご両親今おいくつ?
M: 60 と 62。
S: 誤解してほしくないんだけど、そんなことがあっちゃ困るんだけど、もしもご両親が早く亡くなったらね、おじいちゃんおばあちゃんであることの喜びっていうものを経験させてあげればよかったって後悔しない?子どものいる友達によると、自分の両親がおじいちゃんおばあちゃんになった途端に人格が全く変わっちゃうっていう人は多いわ。
M:私も人間として、だけじゃなくて、女性としての自分の将来を考えていかなくちゃいけないかもしれないなぁ…
英語では何と言うでしょう?
あなたのほうは?