Scene 60
Maria and her friend Sharon are at a cafe.
繰り返し聴いて英語の自然なリズムを身につけましょう。
M: You look unwell, Sharon. Are you OK? Do you want to go home?
S: No, I’m fine, I’m fine…it’s just that…
M: What?
S: There’s something I think I want to talk to you about, but something tells me perhaps I shouldn’t.
M: If you don’t want to talk about it, that’s fine. But now that you’ve almost made a confession, why don’t you get it off your chest? I won’t insist, but…
S: I’m in love…with someone you know.
M: Wow! That’s wonderful! Why do you hesitate to speak out? Oh, you said it’s someone I know…that’s the problem, right?
S: Yeah, it’s unrequited love. It’s Chris, who can love anyone but girls…
そのまま使える便利なフレーズを覚えましょう。
Something tells me perhaps I shouldn't.
(もしかしたら話すべきじゃないのかもしれない。)
Something tells me…は「…という気がする、だと感じる」ということ。直訳が「何かが私に…と言う」ですから、なんとなくわかりますよね。
Why don't you get it off your cheast?
(言っちゃえば?)
get … off one's chestは「(悩みなどを)打ち明けてすっきりさせる」という意味です。イメージはわきやすいですね。
Ex) I got everything off my chest to my boyfriend.
(彼に言いたいことが全部言ったわ。)
Why do you hesitate to speak out?
(なんで言うのをためらうのよ?)
speak outは「(もじもじしないで)はっきりと言う」という意味。同じような熟語にspeak upがありますが、こちらは単に「大きな声で話す」という意味で、躊躇しているかどうか、といことは関係ありません。
It's unrequited love.
(報われない恋なのよ。)
unrequited loveは「片思い」ということですが、相手がゲイの男性、という設定なので今回はあえてunrequitedの本来の意味(報われない)を使いました。
英文と比較して内容をしっかり確認しましょう。
マリアと友人のシャロンはカフェにいる。
M: 具合が悪そうね、シャロン。大丈夫?家に帰る?
S: ううん、大丈夫よ、大丈夫…ただね…
M: 何?
S: マリアに話したいことがあるんだけれど、もしかしたら話すべきじゃないのかもしれない。
M: 話したくないのならいいけど。でももう言っちゃったようなもんなんだから、言っちゃえば?無理に、とは言わないけど…
S: 好きな人がいるの…マリアの知ってる人よ。
M: ええ!いいじゃない!なんで言うのをためらうのよ? あ、私の知ってる人って言ったわよね…それが問題なのね?
S: そうなの、報われない恋なのよ。相手はクリスなのよ、女の子は好きになれない人…
英語では何と言うでしょう?
あなたのほうは?