Scene 130
タクシーで、レストランで、はたまたオフィスで。冷えは大敵!の女性にとって「エアコンを弱くしていただけますか」は必須フレーズです。
繰り返し聴いて英語の自然なリズムを身につけましょう。
Maria is in a taxi.
Maria: (To the driver) Oh, could you turn down the air-conditioning?
Driver: Sure…is it too cold, ma’am?
Maria: Yes…a little.
Driver: You know, it’s really muggy today, so I thought passengers would appreciate my blasting AC.
Maria: Oh…sure…I mean…I’m very sensitive to the cold, you see.
Driver: Why don’t you carry something like cardigans? That would be a great help.
Maria: (Irritated) Erm…I’ll think about that.
Driver: Oh, I’m going to take the back roads to the station. Is that OK?
そのまま使える便利なフレーズを覚えましょう。
Could you turn down the air-conditioning?
(エアコンを弱くしていただけますか?)
「エアコン」はair-conditioningともair-conditionerとも言い、よりカジュアルに言うと略してACとなります。以下、エアコンがらみの使えるフレーズをリストアップしてみました。
Ex) Could you turn on [off] the air-conditioner?
(エアコンをつけて[消して]いただけますか)
Could you turn up the air conditioner?
(エアコンを強くしていただけますか)
The air conditioner has been kept at 28 degrees C.
(エアコンを28℃に設定してあるんです)
Where's the remote control of the air conditioner?
(エアコンのリモコンはどこにありますか?)
ちなみに、タクシーの運転手さんに「すみません、エアコンを…」などと話しかける場合、普通はexcuse meは使いません。今回の会話のようにOhなどで始めるか、いきなり要望を言ってしまって大丈夫です。
It's really muggy today, so I thought passengers would appreciate my blasting AC.
(今日はすごく蒸すからお客さんがエアコンがガンガンにきいたのがいいと思うんじゃないかと思ってね。)
muggyは「蒸し暑い」。blastは「爆破する」という意味ですから、それぐらい「ガンガンに」きいている、という意味です。
I'm very sensitive to the cold, you see.
(私は寒さにとても弱いんですよ。)
「私、冷え性なんです」と言いたい場合にもこの表現でOK。
I'll think about that.
(考えてみます。)
この運転手さんのようにおせっかいめいたことを言う相手に会ったとき、当たり障りなくその場を切り抜けるにはI'll think about thatが有効です。
I'm going to take the back roads to the station.
(駅まで裏道を行きますよ。)
back roadは「裏道」。bypassとも言います。
英文と比較して内容をしっかり確認しましょう。
マリアはタクシーに乗っている。
M: (運転手さんに向かって)あの、エアコンを弱くしていただけますか?
D: いいですよ…お客さん、寒過ぎます?
M: ええ…少し。
D: いえね、今日はすごく蒸すからお客さんがエアコンがガンガンにきいたのがいいと思うんじゃないかと思ってね。
M: あ…もちろん…いえ、その…私は寒さにとても弱いんですよ。
D: カーディガンみたいなものを持ち歩けばいいじゃないですか。冷えなくてすむよ。
M: (イライラして)えぇ…考えてみます。
D: あ、駅まで裏道を行きますよ。いいですか?
英語では何と言うでしょう?
あなたのほうは?