Scene 189
ここ数年、引っ張りだこの「コラーゲン」。英語ではcollagenと書きますが、さて、発音は?
繰り返し聴いて英語の自然なリズムを身につけましょう。
Sharon and her friend Maria are at a cafe.
Sharon: Maria, what are you going to have?
Maria: Peach jelly.
Sharon: You’re going to have jam?
Maria: No, jelly, jello, you know.
Sharon: Are you on a diet or something?
Maria: No. Why?
Sharon: Jelly is low in calories.
Maria: I’m eating it for the collagen. Don’t you know jelly is a rich source of collagen?
そのまま使える便利なフレーズを覚えましょう。
You're going to have jam?
(ジャム食べんの?)
なぜシャロンが「ジャム?」と聞いているかと言うと、jellyはアメリカでは「ジャム」の意味で使われることが多いからです。お菓子の「ゼリー」のことは、アメリカではjello(jell-o)、イギリスではjellyというのが通常のようです。アメリカ人の子どもがよくお弁当に持って行くpeanut butter and jelly sandwichは「ピーナッツバターとジャムの入ったサンドイッチ」のことなのです。
Are you on a diet or something?
(ダイエットかなんかしてるの?)
or something?は「〜か何か」ということですが、日常会話ではこのように、発言をあえてぼかすことで、自分の発言内容のインパクトをおさえる、ということがよくなされます。Are you on a diet?(ダイエットしてるの?)と聞くよりも、やわらかい響きがするんですね。
I'm eating it for the collagen. Don't you know jelly is a rich source of collagen?
(コラーゲンのために食べてるのよ。ゼリーってコラーゲンが豊富だって知らない?)
(コラーゲンのために食べてるのよ。ゼリーってコラーゲンが豊富だって知らない?)
コラーゲンは英語では「コラジェン」と発音し、アクセントは「コ」に来ます。a rich source of …は「…の豊富な栄養源」という意味で、よく使う表現です。
英文と比較して内容をしっかり確認しましょう。
シャロンと友人のマリアはカフェにいる。
S: マリア、何にする?
M: ピーチ・ジェリー。
S: ジャム食べんの?
M: 違うわ、jellyって、jello(ゼリー)のことよ。
S: ダイエットかなんかしてるの?
M: してないわよ。どうして?
S: ゼリーってカロリー低いもん。
M: コラーゲンのために食べてるのよ。ゼリーってコラーゲンが豊富だって知らない?
英語では何と言うでしょう?
順調です。