Lesson 583
It's Saturday afternoon. Claire is talking to her husband, Dave.
繰り返し聴いて英語の自然なリズムを身につけましょう。
It's Saturday afternoon. Claire is talking to her husband, Dave.
Claire: I’m thinking of going to the sale at the mall today, but do you want to come, too, darling?
Dave: Um…I think I’ll pass.
Claire: Those frenzied sale-goers intimidate you, huh?
Dave: I sincerely hope you’re not one of them.
Claire: I heard some people get up at like 5 in the morning to line up in front of the store, just to get the best buy at the sale. Or some people wait up all night.
Dave: They surely are a healthy bunch of people!
Claire: Wish me good luck…I need it for not buying anything more than necessary. I sometimes catch myself succumbing to simply marked-down prices and end up buying things I would never use or wear.
Dave: OK, honey. Here’s a rule of thumb Always think four times before you take anything to the cashier.
そのまま使える便利なフレーズを覚えましょう。
I think I'll pass.
(やめとくよ。)
日本語でも「やめておく」という意味で「パス」を使いますが、英語も一緒です。
Those frenzied sale-goers intimidate you, huh?
(狂乱しちゃったセール客におじけづいちゃうんでしょ?)
frenziedは「ひどく興奮した」。いい意味で使われることはあまりありません。intimidateには「おじけづかせる、怖がらせる」の他にも「脅迫する」という意味がありますが、日常的には「おじけづかせる」の意味で使われることがほとんどです。以下の例などでよく使います。
Ex) I don't know why, but my height seems to intimidate men.
(どうしてかわからないんだけど、私の身長が高すぎて男性を威嚇するみたいなのよ。---女性のセリフ)
かつて、恰幅のいい外国人の友人がこんなことも言っていました:
Ex) My big belly intimidates Japanese people.
(僕の大きなお腹に日本人はおじけづくんだよ。)
just to get the best buy at the sale
(セールでいちばんいい買い物をするためだけに)
buy(「買い物、お買い得」)は名詞にもなります。a good buyで「お買い得品」ですから、the best buyで「超目玉お買い得品」という感じですね。数えられる名詞である、ということにも注意してください。
They surely are a healthy bunch of people!
(そういうヤツらって明らかに健康なんだよな!)
a bunch ofというのは非常に便利な言葉で、今回のように人間にも(「集団」)物にも(「一束の」など)使えます。bunch そのものにはいい意味も悪い意味もありません。何か一かたまりとして論じたい時に使えばいいのです。
Ex) A family is a bunch of individuals after all.
(家族だって結局は個人の集まりだよ。)
Do you expect me to believe that bunch of lies?
(そんなうそを並べ立てて私が信じるとでも思ってるの?)
Wish me good luck.
(幸運を祈っててね。)
幸運は普通、人に言われて祈るものではありませんが、祈ってくれないと困る!といった時にはこう言います。試験の前など、私もその昔よく友人にこう言って幸運を祈ってもらいました。効果があったかどうかはわかりませんが…
ちなみに次に出てくるI need itのitはgood luckのことをさしています。
I sometimes catch myself succumbing to simply marked-down prices.
(私、時々ね、単に安くなってるからってセール品に手を出してる自分に気づくことがあるのよ。)
catch oneself …ingは「…している自分に気づく、気づくと…している」という意味。find oneself …ingにも似ていますが、catch(つかまえる)を使っている分、「本来はしたくないことをやっちゃっている自分に驚いちゃった、いやになるな」というニュアンスがあります。succumb toは「…に屈する」。
a rule of thumb
(経験則)
文脈によっては「目分量」という意味にもなります。
Always think four times before you take anything to the cashier.
(レジにものを持って行く前に、買うべきかどうか、いつも十二分過ぎるぐらい考えること。)
think twiceと言えば「実行する前にじっくりと考える」という意味ですが、twiceが今回はfour timesとなっているので、その倍ぐらいもっとよく考えて、という意味になります。
英文と比較して内容をしっかり確認しましょう。
土曜の午後。クレアは夫のデイブに話をしている。
C: 今日はモールのセールに行こうと思ってるんだけど、あなたも行きたい?
D: あぁ…やめとくよ。
C: 狂乱しちゃったセール客におじけづいちゃうんでしょ?
D: 君があの連中の一人じゃないことを切に望むね。
C: 朝5時に起きてお店の前に並ぶ人がいるって聞いたことがあるわ、セールでいちばんいい買い物をするためだけにね。夜を徹して並ぶ人もいるんだって。
D: そういうヤツらって明らかに健康なんだよな!
C: 幸運を祈っててね…必要以上にものを買わないように祈ってもらわないと。私、時々ね、単に安くなってるからってセール品に手を出してる自分に気づくことがあるのよ、それで結局絶対に使いも着もしないものを買うのよ。
D: わかった。経験則を教えてあげよう。レジにものを持って行く前に、買うべきかどうか、いつも十二分過ぎるぐらい考えること。
英語では何と言うでしょう?
まあまあです。