Lesson 584
It's late Monday morning and Claire is at home, working. Her husband Dave is about to go to work. The phone rings.
繰り返し聴いて英語の自然なリズムを身につけましょう。
It's late Monday morning and Claire is at home, working. Her husband Dave is about to go to work. The phone rings.
Claire: Hello…no…I think you have the wrong number. (She hangs up.)
Dave: Who was it?
Claire: Oh, another cold caller…I think the woman was on about an “extraordinary” vacuum cleaner.
Dave: Some people seriously believe cold calling really works. But as far as I know, there’s no such successful case.
Claire: Well, I don’t think those callers care about whether they sell or not. They just make calls. That’s what they’re paid for.
Dave: OK, I’ve got to go. Have a nice day, hon.
Claire: You, too, darling. Hey, you know, the other reason those calls really annoy me is that they sound like they assume everyone they speak to is a homemaker. Well, I for one am not. I’ve got to finish this proposal by noon today, and I’m really in a rush. How dare they ever suppose I have time on my hands to listen to their rubbish.
Dave: Oh, honey, take it easy…they mean no harm…
Claire: Gosh, I’m feeling really crabby today! Can’t you do something about it?
そのまま使える便利なフレーズを覚えましょう。
I think you have the wrong number.
(番号をお間違えだと思いますよ。)
間違い電話を受けた時の、お決まりの文句。aではなくthe wrong numberとなることに注意。
Some people seriously believe cold calling really works.
(売り込み電話をかけて効果があるって真剣に信じてる人がいるんだよな。)
cold callingは「(いきなりかける)売り込み電話」のこと。workはこういう場合には「効果がある」という意味ですね。
As far as I know, there's no such successful case.
(僕が知るかぎり、そんなウマい話はないよ。)
So far as I knowというバージョンもありますが、as far as…の方がポピュラーです。「私が知るかぎり…」と前置きをしておけば、もしも事実に反したことを言っても「私はそんなケースは知らないから」と逃げることができますね。考えてみれば、こういう前置きの仕方というのはとても英語/西洋的なのかもしれません。
hon
(あなた、おまえ)
honeyの短縮形で、夫婦や恋人同士など、親しい間柄に用いられます。
a homemaker
(主婦、主夫)
かつては「主婦」の訳はhousewifeと決まっていましたが、色々な分野で男女平等が叫ばれる今日、性別を問わず使えるhomemakerが一般的となってきました。
Well, I for one am not.
(悪いけど、私は少なくとも違うわ。)
for oneは「一例としては」「少なくとも」という意味。
Ex) I for one don't think he's a bad person.
(少なくとも私は彼が悪い人だとは思わない。)
ちなみに会話文のam notの後にはa homemakerが省略されていますね。
They mean no harm…
(彼らだって悪気はないんだから…)
同じような表現にmean wellがありますが、こちらは「(積極的に)よかれと思ってする」ということで、mean no harm(「傷つけたり怒らせたりするつもりはない」)とは若干違いますね。
英文と比較して内容をしっかり確認しましょう。
月曜の朝遅い時間。クレアは家にいて仕事をしている。夫のデイブは仕事に出かけるところ。電話が鳴る。
C: もしもし…いいえ…番号をお間違えだと思いますよ。(電話を切る。)
D: 誰?
C: ああ、また売り込みの電話よ…女性が「すばらしい」掃除機について話してたような。
D: 売り込み電話をかけて効果があるって真剣に信じてる人がいるんだよな。でも僕が知るかぎり、そんなウマい話はないよ。
C: まあね、ああいう電話をかけてくる人たちは物が売れるかどうかなんて気にしちゃいないのよ。電話をかけるだけ。それでお金もらってるんだから。
D: じゃ、行くよ。いい一日を、ね。
C: あなたもね。ねえ、あのテの電話で何が本当にイライラするかっていうと、電話で話す相手が皆主婦だって決めつけてるような話し方をするところなのよ。 悪いけど、私は少なくとも違うわ。私はこの企画書を昼までに仕上げなきゃいけないのよ、本当に急いでるんだから。あの人たちはなんで私が時間を持て余していて彼らのくだらない話を聞いて暇をつぶすとでも思うのかしら?
D: まあまあ、落ち着いて…彼らだって悪気はないんだから…
C: もう、今日はイライラしてるの!あなた、どうにかしてよ!
英語では何と言うでしょう?
まあまあです。