Lesson 677
たとえば街中で外国人に道を教えてThank you!と言われた時。あなたはなんて返してますか?一説によると、同じ受け答えばかりする人はロボットみたいでつまらない人…と西洋では思われるとか。You're welcome以外の「どういたしまして」、教えます。
繰り返し聴いて英語の自然なリズムを身につけましょう。
Claire is talking with her colleague Tim at the office. They had lunch together several days ago.
Tim: Claire! Thank you for the great lunch the other day. That Italian place was really good.
Claire: Oh, the pleasure is mine. Yeah, the restaurant has been there for more than a decade, and it’s amazing how they’ve managed to retain their quality.
Tim: And what you told me about work…I was truly inspired.
Claire: Oh, really? I’m glad…anyway, happy to help, anytime.
Tim: Oh, and FYI, the director you mentioned…Schulz was the name? He’s coming to town possibly in spring to promote his latest film.
Claire: Is he? Excellent! Then I can set up an interview with him! Oh, thank you for the great information.
Tim: No sweat! Um…and here’s another piece of info for you…but I don’t think you’ll appreciate this one. Richard (their boss) is in a hideous mood today.
Claire: Uh-oh…thank you for telling me THAT.
Tim: It looks like it’s going to be one of those days…
そのまま使える便利なフレーズを覚えましょう。
Oh, the pleasure is mine.
(あら、どういたしまして。)
直訳は「私こそ嬉しかった/助かった/楽しかった」。ここで言うpleasureは相手が「ありがとう」と言った「(感謝/喜びなどの)気持ち」を指しています。My pleasure.と受けてもいいですね。My pleasure.とPleasure is mine.だと若干後者の方があらたまった感じがあります。
Happy to help.
(喜んで力になるわ/どういたしまして。)
これは個人的に気に入っているフレーズです。「ありがとう」と言って「喜んで力になりますよ」と言われるととっても心温まる感じがしませんか?道をちょっとたずねられたぐらいの時にこれを言うのは大げさに過ぎることもあるかもしれませんが…仕事で手伝ってあげたり、「ちょっとした親切」をしてあげた時など、使ってみて下さい。くれぐれも、席を譲ってThank youと言われたときなどには使わないで下さいね。
FYI
(参考までに)
for your informationの略。eメールなどでは見たことがある人も多いかもしれませんね。会話でもこうやって使えるんです。
No sweat!
(どういたしまして/お安い御用さ!)
この場合のsweatは「たいへんなこと/仕事」といった意味なので、no problemに感覚としては近いです。かなりカジュアルな「どういたしまして」なので、時と場合を選びます。
It looks lik e it's going to be one of those days…
(最悪の日になりそうだな…)
one of those daysの直訳は「例の日」ということですが、ここでいうthose daysは「最悪の日、何ごともうまくいかない日」を指します。
Ex) It's one of those days.
(今日は最悪の日なんだ。)
英文と比較して内容をしっかり確認しましょう。
クレアは同僚のティムと職場で話をしている。二人は数日前ランチを一緒にしていた。
T: クレア!この間は(すばらしい)ランチを一緒にしてくれてありがとう。あのイタリアンはすごくいいね。
C: あら、どういたしまして。そうなのよ、あのレストランはもうあそこにできて10年以上になるんだけど、あのクオリティを保ってるってすごいことでしょ。
T: それから、クレアが仕事のことで教えてくれたことだけど…本当にいいヒントになったよ。
C: あら、本当?よかったわ…まあ、いつだって喜んで力になるわ。
T: あ、それから参考までに、クレアが言ってた監督…シュルツって言ったっけ?彼、おそらく来年の春に最新映画のプロモーションで来るかもしれないって。
C: 本当に?やったぁ!それなら私、彼のインタビューを計画できるわ!ああ、すごい情報をありがとう。
T: どういたしまして!あ…それからもうひとつ教えることがあるんだけど…でもこれはクレアもありがたがらないんじゃないかな。リチャード(二人の上司)が今日はおそろしく機嫌が悪いんだ。
C: あーら…それは教えてもらって助かるわ。
T: 最悪の日になりそうだな…
英語では何と言うでしょう?
お休みになれましたか?